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【2019年夏の甲子園 青森みどころ】モノが違う堀田の投球を目に焼きつけろ 武岡をはじめ光星&山田に好選手が揃う

投手編〜複数の投手で勝負

堀田賢慎
 堀田賢慎(青森山田)の成長が著しい。185センチ80キロの均整のとれた体型から、力を伝えきったストレートの質はモノが違う。ゲームセットまでその球質は衰えず、スタミナアップも実感。5月に入って一段と進化を見せ、県大会で好投。夏の飛躍を感じさせる。
青森山田は春の県大会初戦で八戸学院光星と対戦したが、堀田は登板していない。2年生の小牟田龍宝が6安打に抑えて投げ勝った。小牟田は制球力があり、スライダーでカウントを取れるのが強みの右腕。学年は違えど、切磋琢磨してきた二枚看板だ。

 右ヒジの故障を乗り越えた新田将太(八戸工大一)は大柄な右腕だが、130キロ後半のストレートにスライダー、カーブで打ち取るタイプ。2本の本塁打を浴びて敗れはしたが、春の県大会で青森山田を被安打5と奮闘したのが樋口楓。4月にサイドハンドに変えたばかりで片鱗を見せた。

■津軽中心にエースに期待
 1年生から公式戦のマウンドを踏む神樹(東奥義塾)は「津軽のドクターK」。130キロ台のストレートで打者の内角を突き、変化球でかわす投球で、春の県大会3試合で17回1/3を投げ、29個の三振を奪った。下山祐輝(弘前学院聖愛)は184センチの長身左腕で角度あるストレートが武器。精神的にもたくましくなっている。
古川稜人(弘前東)は変化球のコントロールがよく、130キロ前後のストレートとのコンビネーションが光る左腕。
春4強の青森商・藤林泰誠はキレのあるストレートが強み。

野手編〜光星、青森山田にタレント

田崎陸
 センバツ帰りの県大会は青森山田に初戦敗退を喫したが、八戸学院光星がタレント揃いだ。筆頭は今秋のドラフト・武岡龍世。安心して見ていられる守備、パンチ力のある打撃、中学時代に100メートルで県2位になった足、と随所に野球センスを発揮する。1年春からレギュラーとして試合に出たように(1年夏、秋はベンチ外)、もともと持っていた力を高校で鍛えてきたが、うまくいかない時にネガティブになるのが玉に瑕。もっと自信を持ってグラウンドに立っていい。
二塁を守る伊藤大将も安定した守備と強いスイングの打撃が魅力。
外野手の島袋翔斗は俊敏性が高く、守備範囲の広さは随一。小技の効く打線のスパイスにもなる。

■リードオフマンに注目
 青森山田も負けていない。4番を打つ2年生の平野時矢は170センチ100キロのパワーヒッター。
1番・佐々木優征はフルスイングで広角にヒットを飛ばせる左打者。高校野球の1番打者のイメージを覆すような強打者タイプで出塁率が高い。

 久保太志(八戸工大一)も攻撃的なリードオフマン。小柄でスピードがあるが、長打力も兼ね備えている。
野球勘に優れ、守備力の高い田崎陸(弘前学院聖愛)は安打が増えて切り込み隊長に。

 弘前東の捕手・斎藤玲央は守備力を評価。打者の特徴を把握したリードと強健で4季連続東北大会出場の屋台骨になっている。

大会展望〜ライバル同士のつばぜり合いが続く?

青森地区勢力ピラミッド
春季県大会初戦で青森山田と八戸学院光星が激突。
昨年は春夏秋と3大会連続でコールド負けしていた青森山田が雪辱を果たし、そのまま優勝した。
初戦敗退となった八戸学院光星だが、投手力が整備されれば優勝候補だ。
弘前学院聖愛、八戸工大一は冬を越えてチーム力が高まっている。
弘前東は東北大会に4季連続で出場し、悲願まであと一歩のところまで来ている。
公立は春4強の青森商や三沢商、大湊といった実力校が存在感を示せるか。

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