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緊張や不安を吹き飛ばせ! キャンプの時こそ応援したいルーキーたち〜パ・リーグ編〜

 “球春到来”の見出しが躍ったプロ野球キャンプイン。『週刊野球太郎』ではキャンプで練習に励む「がんばる選手を応援する週刊キャンプレポート」をお送りしている。

 キャンプで毎年注目されるのは、各球団の新人選手たち。右も左も分からないプロの世界の門を叩いたルーキーズは、必死の思いで毎日を過ごしている。今回はそんな応援したくなる新人選手を、ランキング形式で紹介しよう。

安樂 智大
――東北楽天ゴールデンイーグルス

 キャンプ初日は、1軍投手陣のなかで唯一、ブルペン入りしなかった安樂智大。首脳陣の「じっくり育てたい」という指示もあり、初ブルペンは翌日の午後、大久保博元新監督が見守るなか、高校生No.1右腕はベールを脱いだ。

 捕手を立たせたまま42球。本人は納得いかない表情だったものの、周囲の評価はうなぎ登り。大久保監督はそのストレートを“えぐい”と評し、あの田中将大(ヤンキース)を引き合いに出す他球団スコアラーも。

 4日早朝の声出しでは、「新人王をとります!」と高らかに宣言。決して不可能な目標ではないはずだ。


▲済美高時代

有原 航平
――北海道日本ハムファイターズ

 昨秋ドラフトでは、その安樂の2球団を超える4球団が1位で競合した有原航平。プロ入り初のプルペンは8日、沖縄・国頭キャンプで披露された。

 右ヒジの不安もあり、捕手を立たせたまま30球と、控えめなプロ初ブルペンデビューを飾った有原。しかし、当日は栗山英樹監督が2軍キャンプ地へ視察に訪れるなど、注目度は高い。これからオープン戦を通じて、どう仕上げていくか、引き続き注目していきたい。

?橋 光成
――埼玉西武ライオンズ

 安樂や有原とともに、昨秋のドラフト戦線を賑わせた?橋光成も、キャンプは2軍スタート。高知・春野のB班で汗を流している。

 初日から3日連続でブルペン入りするなどアピール全開。3日に18歳の誕生日を迎えた若手右腕は初々しく、1月の合同自主トレ中には、ロードワークで迷子になった一幕も。今キャンプでどれだけ成長するが楽しみだ。

中村 奨吾
――千葉ロッテマリーンズ

 6日から第2クールがスタートしたロッテの石垣島キャンプ。この日から朝の声出しでルーキーが指名されていった。その先陣を切って「1軍定着を目指してがんばります!」と決意表明したのは、ドラフト1位の中村奨吾。

 中村は同日のフリー打撃で、昨秋テスト入団した矢地健人を相手に17スイング。左翼へのサク越え1本を含む安打性の打球を5本放つなど、上々の結果を残した。

小田 裕也
――オリックス・バファローズ

 がんばるルーキーズはまだまだいる。オリックスの新人野手では西野真弘とともに1軍キャンプに抜擢された、ドラフト8位入団の小田裕也。糸井嘉男や駿太らと連日、練習に明け暮れている。強肩と俊足を生かした守備と走塁が、1軍生き残りのカギとなる。

 そして、もう1つの魅力は、アマ時代から超イケメンと絶賛された甘いマスクだ。キャンプで結果を残せば、「オリ姫」から、もっと注目を集めるのは間違いない。

古澤 勝吾
――福岡ソフトバンクホークス

 2月4日、ソフトバンクの新人4選手は休日を利用して、宮崎の農場を訪問。全国和牛能力共進会で日本一に輝いた宮崎牛の農場で「一日職業体験」を行った。

 仔牛にミルクをあげたり、ブラッシングをしたりなど、ルーキーズは宮崎牛の世話を体験した。その後は、お待ちかねの宮崎牛の試食。そこでドラフト3位で入団した古澤勝吾は、ステーキを2枚も平らげた。第2クールからはさらに厳しい練習が続く。大いに食べて、大いに練習に励んでほしい。


 首脳陣はもちろん、同じチーム選手たちにも注目されるルーキーズ。キャンプでは多くの経験を積んで、よいプロ人生をスタートしてほしい。

(文=編集部)

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