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《2017WBC》宿敵・韓国は「林昌勇→呉昇桓」のリレーも? WBC出場の元NPB所属外国人選手


 侍ジャパンの強化試合も始まり、いよいよ間近に迫った2017WBC。各国の代表チームをチェックしてみると懐かしい顔が見られた。今回はかつてNPBでプレーしていた外国人選手たちをご紹介しよう。

【1次ラウンド・プールA】韓国には李大浩、林昌勇、呉昇桓らおなじみの面々が


 韓国で1次ラウンドを戦うプールAに属するチームでは韓国、オランダに元NPB所属選手が名を連ねている。

 韓国は、昨シーズンはメジャーのマリナーズでプレーした李大浩(元ソフトバンクほか)、ロッテの4番にも座った金泰均がクリーンアップを務めることになりそうだ。

 金泰均は2009WBCでは4番を務め、ベストナインを受賞。そのシーズンオフにFA権を行使して、ロッテへやってきた経歴の持ち主だ。

 また、李大恩は昨シーズンまでロッテでプレーしていたが、兵役の都合で韓国へ戻っている。今大会では先発としての起用される可能性が高い。

 ヤクルトの守護神として活躍した林昌勇はクローザーではなく中継ぎとしての起用となりそうだ。クローザーは「石直球」を武器に阪神で2年連続最多セーブに輝いた呉昇桓が務めることになる。

 試合展開によっては「李大恩→林昌勇→呉昇桓」という元NPB所属投手たちによる継投が見られそうだ。

 オランダは、216センチ右腕のルーク・ファンミル(元楽天)がメンバー入りを果たした。昨年11月に行われた侍ジャパンとの強化試合では2試合に登板し2失点と今ひとつだったが、本番はしっかりと調整してくるだろう。

 また、オランダの首脳陣を見ると、ヘンスリー・ミューレンス(元ヤクルトほか、日本時代の登録名はミューレン)が監督を務め、アンドリュー・ジョーンズ(元楽天)がコーチとして脇を固めている。日本の野球をよく知る2人が指揮を執るだけに、もし日本が2次ラウンドで対戦することになったら、オランダのベンチワークにも警戒が必要だ。

■韓国代表の元NPB所属選手
李大浩(元ソフトバンクほか)/金泰均(元ロッテ)/李大恩(元ロッテ)/林昌勇(元ヤクルト)/呉昇桓(元阪神)

■オランダ代表の元NPB所属選手
ルーク・ファンミル(元楽天)

【1次ラウンド・プールB】キューバの至宝・セペダが真価を発揮するか!?


 日本が入ったプールBではキューバ、オーストラリアに元NPB所属選手が代表メンバーに選出されている。

 日本が初戦で戦うキューバには「キューバの至宝」ことフレデリク・セペダ(元巨人)がおり、クリーンアップを打つことが予想される。

 オーストラリアは独立リーグの新潟アルビレックスBCを経て、2015年のシーズン途中にヤクルト入りを果たしたミッチ・デニングが打線の主軸に座る。また、エースはメジャーで82試合に登板し9勝を挙げ、2014年に楽天でプレーしたトラヴィス・ブラックリーだ。

 セペダはNPBで大きな成果を残すことはできなかったが、野球王国・キューバの威信を背負ったWBCでは「至宝」と称された本来の力を発揮するかもしれない。警戒するに越したことはない。

■キューバ代表の元NPB所属選手
フレデリク・セペダ(元巨人)

■オーストラリア代表の元NPB所属選手
ミッチ・デニング(元ヤクルト)/トラヴィス・ブラックリー(元楽天)


【1次ラウンド・プールC】モスコーソがコロンビア強力先発陣の三番手に?


 アメリカ、ドミニカ、カナダ、コロンビアがぶつかるプールC。

 カナダには2012年から2年間日本ハムでプレーしたダスティン・モルケン、2013年にヤクルトでプレーするも0勝と悔しい結果に終わったクリス・ラルーが選ばれた。

 昨シーズン、念願のメジャーデビューを果たしたモルケンは中継ぎでの起用が濃厚。セットアッパーのスコット・マシソン(巨人)へ繋ぐ役割が求められる。

 また、ラルーは先発として起用される見込みだ。ヤクルト退団後にメジャーでの登板はないが、昨シーズンはブルージェイズ傘下の3Aで24試合に先発し8勝を挙げている。

 WBC初出場のコロンビアは、昨シーズンまでDeNAでプレーしていたギジェルモ・モスコーソが先発要員に名を連ねている。ホセ・キンターナ(ホワイトソックス)、フリオ・テヘラン(ブレーブス)という強力先発投手に続く三番手としての活躍に期待がかかる。

■カナダ代表の元NPB所属選手
クリス・ラルー(元ヤクルト)/ダスティン・モルケン(元日本ハム)

■コロンビア代表の元NPB所属選手
ギジェルモ・モスコーソ(元DeNA)


【1次ラウンド・プールD】


 プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコ、イタリアで争われるプールDはメキシコを除く3カ国の代表メンバーに元NPB所属選手が選出された。

 前回、日本が苦杯をなめさせられたプエルトリコにはミゲル・メヒア(元西武)、オーランド・ロマン(元ヤクルト)がメンバー入り。ロマンは第1回大会から4大会連続での出場となる。

 ミゲル・カブレラ(タイガース)がチームを束ねるベネズエラ代表には、2012年から2年間ロッテでプレーしたウィルフレッド・レデズマが2大会連続で選ばれた。前回は1試合、1回1/3のみの登板だったが無失点に抑えた。今回も中継ぎとして期待される。

 ヨーロッパから参加するイタリアにはアレッサンドロ・マエストリ(元オリックス)が4大会連続で選出されている。前回は2試合に先発。7.1回を投げ防御率1.23の好成績を残しており、今回も先発としてチームを支える。

■プエルトリコ代表の元NPB所属選手
ミゲル・メヒア(元西武)/オーランド・ロマン(元ヤクルト)

■ベネズエラ代表の元NPB所属選手
ウィルフレッド・レデズマ(元ロッテ)

■イタリア代表の元NPB所属選手
アレッサンドロ・マエストリ(元オリックス)


文=勝田 聡(かつた さとし)

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