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《プロ野球コスパランキング》投手編・年俸から1奪三振あたりの金額を割り出してみた【ベスト10】

《投手編・1奪三振の値段ベスト10》
(8月31日現在の成績で集計)

1位 若松駿太(中) 68,750円
 80奪三振 推定年棒550万円

2位 砂田毅樹(横) 94,737円
 38奪三振 推定年棒360万円

3位 高木勇人(巨) 103,448円
 116奪三振 推定年棒1,200万円

4位 田口麗斗(巨) 114,545円
 55奪三振 推定年棒630万円

5位 バリオス(ソ) 117,647円
 34奪三振 推定年棒400万円

6位 白村明弘(日) 156,140円
 57奪三振 推定年棒890万円

7位 レイ(楽)   181,818円
 66奪三振 推定年棒1,200万円

8位 武田翔太(ソ) 189,781円
 137奪三振 推定年棒2,600円

9位 菊池保則(楽) 203,390円
 59奪三振 推定年棒1,200万円

10位 徳山武陽(ヤ) 207,895円
 38奪三振 推定年棒790万円

フレッシュなメンバーが良コスパを発揮!


 奪三振から見るコスパランキングでは、ベスト3にルーキーながら116奪三振を記録した巨人の高木勇人が入った。

 ランキング10位以内で、100奪三振以上を記録しているのは、他にソフトバンクの武田翔太だけ。ただ、9月に入って2試合連続で5回もたずに降板しているのは気になるところ。13日のDeNA戦では、原辰徳監督は2回途中で高木を降板させた。1週間前の同じDeNA戦もKOされた高木。手の内を探られたのか、ペナントレースは佳境に差し掛かっており、ルーキーにとっては心身の疲労が懸念されるところだ。


 1奪三振あたり10万円を切っている若松駿太、砂田毅樹の上位の2人も素晴らしい。とくに高卒3年目で、6月以降はローテーションの一角として定着して8勝3敗(9月13日まで)という好成績を残している若松の貢献度は高く、奪三振は95まで伸びた。1奪三振あたり57,895円は、素晴らしい良コスパだ。

パ・リーグでは日本ハムの2人に注目!


 パ・リーグでは白村明弘に注目したい。8月までは57奪三振で1奪三振あたり156,140円も、9月13日まで63奪三振を記録。1奪三振あたり約14万円台に良化した。短いイニングを任されることが多い白村の奪三振数は、1個あたりが非常に価値のあるものとなる。


 ランク外では、オリックスの東明と日本ハムの有原が、ほぼ同数値の1奪三振あたり約24万円と優れたコスパを記録している。

 東明大貴は低迷するチームにあって、9月に入ってからも2勝を挙げ、チーム一番乗りの10勝を記録した。奪三振も9月の10個を加え、102奪三振と大台に達している。

 有原航平は、昨秋のドラフトで4球団競合したルーキー。新人の上限とされる1500万円の年俸ながら、62奪三振。9月13日までに8勝を挙げており、新人王の有力候補に名前が挙がっている。


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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