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【宮崎・野手編】ドラフト関連度C
宮崎打者陣はバランスで勝負！
木島滉平（鵬翔）のバットが打ち出の小槌状態だ。168センチ62キロと小柄だが、秘めた馬力は底知れない。140キロ超のストレートにも振り負けることなく、左右に長打を連発するパンチ力には天性の才能を感じる。
1年生春の九州大会で2打席連発デビューを飾った右の大砲・岩重章仁（延岡学園）。本来の打撃を見失っていた時期もあったが、最上級生となって再び上昇の気配。外角球を素直に逆方向へ長打にできる技術は健在だ。
一方、左の大砲といえば、188センチ79キロの岡田知樹（宮崎日大）。一塁手に定着したことで、打撃技術が進歩。球を手元まで呼び込んでから一閃するヘッドスピードは迫力満点だ。同じ宮崎日大の4番・西林輝一は2年生ながらも勝負強く、“おかわり体型”から放たれる打球は恐ろしく速い。
昨夏甲子園の後に遊撃手にコンバートされた野村直（宮崎工）は、県内トップと称される打撃センスのみならず、打球に対するフットワークに目を見張るものがある。同じく昨年の甲子園を経験した堂免尚貴にも力強さが増し、野村とともに強力打線を牽引している。
岩切拓真（宮崎商）、黒木一誠（聖心ウルスラ学園）も秘めた長打力はなかなかのもの。大型中堅手として走攻守に優れた本田修平、招待試合で桐光学園・松井から2安打とミートセンスを見せつけた山崎剛（ともに日章学園）もマークしておきたい。
【注目選手】岩重章仁（延岡学園）
