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第2の柳田、山田を探せ! プロ野球2016年に飛躍が期待される若手野手たち

 セ・リーグでは山田哲人(ヤクルト)、パ・リーグでは柳田悠岐(ソフトバンク)がともに「3割、30本、30盗塁」のトリプルスリーを達成して話題となった2015年。

 この2人の活躍の陰で、若き才能のある打者が一軍デビューを果たし、その大器の片鱗をわずかながら見せつけた。今やチームの看板選手となった山田、柳田に続く存在として、2016年に大きな飛躍が予想される3人の若手選手を紹介しよう。(所属年数は2016年時のもの)


岡本和真(巨人・2年目・内野手)


 智弁学園高時代は3年春のセンバツで、1試合2本塁打を放ち一躍注目を集めた。夏も甲子園に出場し、前出の浅間と同様に18Uアジア野球選手権日本代表に入り、4番打者を務めた。

 高校通算73本塁打を放ったその長打力に巨人が目を付け、同年秋のドラフト会議で1位指名。背番号は長嶋茂雄氏、原辰徳氏の現役時代の背番号を合わせた「38」となった。

 1年目は序盤からケガで出遅れるアクシデントに見舞われたものの、6月29日の大学日本代表対NPB選抜の試合では、「7番・サード」でスタメン出場。そして、8月28日のヤクルト戦でプロ初出場を果たすと、9月5日のDeNA戦では、プロ初安打となるプロ初本塁打を放つ。

 シーズン終盤には村田修一の負傷もあって、スタメンで出場の機会が増加。シーズン終了後には、台湾ウインターリーグのNPB選抜に参加し、中軸を任されて20打点で打点王を獲得した。

 松井秀喜以来となる、巨人の高卒生え抜きスラッガーとして、大いに期待が掛かる。


上林誠知(ソフトバンク・3年目・外野手)


 仙台育英高校時代は4番打者として、2年夏から三季連続で甲子園に出場。高い打撃センスで注目を集めた。3年夏の甲子園後には、松井裕樹(桐光学園→楽天)、森友哉(大阪桐蔭→西武)らとともに18Uワールドカップの日本代表に選ばれた。2013年秋のドラフト会議ではソフトバンクから4位で指名される。

 プロ1年目は、高校時代の外野手から内野手にコンバートされ、主に三塁手としてプレー。2軍ではわずか9試合の出場に終わるが、3軍戦で86試合に出場して打率.286と試合経験を重ねた。

 2年目の2015年は外野手登録。2軍で序盤から結果を残すと、5月21日のオリックス戦に代打でプロ初出場を果たす。8月に再登録されると、25日のロッテ戦では6回にプロ初本塁打となる逆転満塁弾を放つ活躍を見せた。

 レギュラーシーズンでは15試合に出場して打率.318、2本塁打と、少ない出場機会ながらも結果を残した。一方、2軍では打率.343、106安打、16盗塁とウエスタンリーグの首位打者、最多安打、盗塁王とタイトルを獲得している。


浅間大基(日本ハム・2年目・外野手)


 横浜高時代は1年生から高浜祐仁(日本ハム)とともに主力として活躍。走攻守三拍子揃ったプレーで2度の甲子園出場を果たし、18Uアジア野球選手権日本代表にも選ばれた。

 2014年秋のドラフト会議では、高校生ナンバーワン外野手として評価を受け、日本ハムから3位指名。1年目は春先から2軍で3割を超える打率を残すと、5月に陽岱鋼のケガによって一軍昇格。5日の楽天戦に「2番・センター」でプロ初出場し、その試合で初安打初盗塁をマークする。さらに翌6日の試合では、プロ初打点を記録して、その能力の高さを見せつけた。

 9月に再昇格し、23日のソフトバンク戦では延長11回に右中間へ球団史上最年少となるサヨナラ打を放つ。高卒新人のサヨナラ打は、1986年の清原和博(西武)以来だった。

 1年目のシーズンは46試合に出場して打率.285と、まずまずの成績を残した。日本ハムの背番号26と言えば、かつて糸井嘉男(現オリックス)、西川遥輝がつけた「出世番号」。浅間もその流れに続く。


文=武山智史(たけやま・さとし)

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