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オープン戦で本格化するレギュラー争い!『野球太郎』選手名鑑号で紹介できなかった7チームをピックアップ!

 2月23日に発売された『野球太郎Special Edition プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2015』はもうお読みいただけただろうか?

 もう読んだ、という方にも改めて熟読して欲しいのが巻頭特集の「2015年注目トピックス」だ。

《ノムさんの一言を検証? ポジション別 監督の成績一覧!》
《2015年新監督就任球団 監督1年目の成績をチェック!》
《Vの条件 〜優勝の前兆はこれだ!〜》
《2015シーズン タイトル争いの行方と隠れた“珍しい”記録を追え!》

《ビッグネームが日本復帰! NPB復帰組の合格ラインとなる成績をズバリ!》
《激しいポジション争い! レギュラーを奪うのは誰だ》
《2015 注目アマチュア選手&ドラフト候補》
《もうひとつのプロ野球・独立リーグ注目選手紹介》

 という8トピックスに関して、野球太郎だからこその独自&こだわり視点で、今年見逃せない球界の注目点を紹介している。

 本コーナーは、そんな「2015年注目トピックス」をさらに深読みすべく、紙面から溢れてしまった、こだわりの情報をお届けする。

《激しいポジション争い! レギュラーを奪うのは誰だ》の深読み情報


 移籍、若手の台頭などで、各チームで熾烈なポジション争いが行われている。その中でも、特に話題が集まる5球団・3ポジション(巨人:中堅手、DeNA:遊撃手、広島・阪神・オリックス:三塁手)についてフィーチャーし、レギュラーを賭けて戦う選手たちの特徴、課題などを紹介している。

 詳しくは本誌に譲るとして、このコーナーでは本で掲載しきれなかった他の7チームで繰り広げられているレギュラー争いについてチェックしていきたい。

〜ポジション争い・パ・リーグ編〜

☆福岡ソフトバンクホークス
■注目ポジション……捕手
細川亨vs.鶴岡慎也

 昨季は序盤こそ鶴岡がマスクを被ることが多かったが、最終的には細川が正捕手の座に座った。捕手防御率も鶴岡の3.67に対して、細川は2.98。一見、細川が正捕手で安泰とも考えられるが、盗塁阻止率は鶴岡の方が上。また、細川は3年連続打率1割台というのがいただけない。鶴岡が打撃でアピールできれば、逆転正捕手も夢ではない。

 捕手以外では、松坂大輔が加入した先発ローテ争いにも要注目だ。

☆北海道日本ハムファイターズ
■注目ポジション……左翼
谷口雄也vs.岡大海vs.佐藤賢治

 不動の4番・中田翔が一塁に回った場合、外野の一角が空くことになる。その席を奪うのは谷口雄也か、岡大海か、佐藤賢治か?

 昨季、守備固めや代走・代打で72試合に起用された谷口が一歩リード。だが、岡の強肩と若さ、佐藤の打撃も魅力だ。若手にチャンスが多い球団だけに、3人ともアピールの場はあるはず。そのチャンスを逃さない勝負強さが求められる。

☆千葉ロッテマリーンズ
■注目ポジション……捕手
田村龍弘vs.吉田裕太vs.江村直也

ロッテの課題は何といっても里崎が抜けたことによる正捕手争い。田村龍弘、吉田裕太、江村直也の3人のなかで抜け出すのは誰か?

 昨季は高卒2年目の田村、大卒1年目の吉田がともに50試合ずつ出場。高卒4年目の江村は44試合に出場した。ただ、マスクを被ったイニング数は田村の方が多かった。どちらにせよもう一段階レベルを上げなければ伊東勤監督の信頼は勝ち取れないだろう。

 この3人に加え、大卒ルーキー寺嶋寛大も強肩・強打でアピールしてくるはず。ますます目が離せない。

☆埼玉西武ライオンズ
■注目ポジション……右翼
木村文紀vs.斉藤彰吾vs.熊代聖人

 野手転向2年目の昨季、100試合に出場した木村が一歩リードしているのは間違いない。特に、投手出身選手らしい強肩ぶりと、10本塁打のパンチ力は魅力だ。

 対するは、チーム最多28回の代走を誇る足が自慢の斉藤と、球際に強い外野守備が魅力の熊代。ともに26歳。プロ野球選手としてまさに正念場の意地をプレーに反映することができるか?

☆東北楽天ゴールデンイーグルス
■注目ポジション……中堅
聖澤諒vs.島内宏明vs.牧田明久

 実績でいえば間違いなく聖澤。ところが昨季はルーキーイヤーに次ぐ出場試合数の少なさで、盗塁数も5個と、かつての盗塁王としては寂しい限り。

▲聖澤諒

 この聖澤に挑むのはベテランの牧田と、パンチ力が魅力の島内。他にも広角に打てる打撃が売りの桝田慎太郎も候補になるだろうが、正直なところ帯に短し襷に長し。40歳の大ベテラン・松井稼頭央が外野にコンバートしたのも頷けるというもの。だからこそ奮起を期待したい。

〜ポジション争い・セ・リーグ編〜

☆中日ドラゴンズ
■注目ポジション……遊撃
堂上直倫vs.エルナンデスvs.遠藤一星

 背番号を「63」に一新した堂上が改めて守備力でアピールするのか、スイッチヒッター・エルナンデスが助っ人外国人の意地を見せるのか? 堂上としては2割台前半の打率をどうにかしたいところ。一方のエルナンデスは落ちる球には強いものの、真っすぐが.229しか打てなくてはかなり厳しい。

 この2人がうかうかしているようだと、ルーキー・遠藤にもチャンスが巡ってくる可能性はある。

☆東京ヤクルトスワローズ
■注目ポジション……遊撃
大引啓次vs.森岡良介vs.谷内亮太

 実績、そしてFA移籍してきたという背景を考えれば、大引がレギュラー候補筆頭であるのは間違いない。

 ただし、シーズン中に何が起こるか読めないのが「ヤ戦病院」でおなじみのヤクルト。昨季までレギュラー候補筆頭だった森岡、守備力が光る谷内もしっかり準備をしておくことが求められるだろう。


■ライター・プロフィール
オグマナオト/1977年生まれ、福島県出身。広告会社勤務の後、フリーライターに転身。「エキレビ!」、「AllAbout News Dig」では野球関連本やスポーツ漫画の書評などスポーツネタを中心に執筆中。『木田優夫のプロ野球選手迷鑑』(新紀元社)では構成を、『漫画・うんちくプロ野球』(メディアファクトリー新書)では監修とコラム執筆を担当している。近著に『福島のおきて』(泰文堂)。Twitterアカウントは@oguman1977(https://twitter.com/oguman1977)

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