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最速159キロのメンデス(阪神)は準備万全。1軍外国人枠を狙う2軍で好調の助っ人たち(投手編)

2軍の守護神に定着し、1軍昇格を待つメンデス(阪神)

 ゴールデンウイークが終わり、交流戦に向けて1軍戦力再編の時期がやってきた。

 そこで切り札となるのはやはり助っ人勢だ。開幕では外国人枠などの諸事情に泣かされながらも2軍で好調をキープし、虎視眈々と2軍を狙う外国人選手を紹介。前回の野手編に続き、今回は投手編!

メンデス(阪神)


■2軍成績
16試合:0勝1敗/8セーブ/防御率1.10

 最速159キロの球威を引っさげて阪神に入団したメンデス。オープン戦では寒さから状態が上向かず、わずか2試合で教育リーグ送りになったが、その後はきっちりと立て直し、2軍の守護神に定着している。

 現在、1軍で守護神を務めるドリスも来日1年目の昨季は同じようにスローなスタートだった。ドリスもマテオも故障持ち。スクランブルに備えて好調をキープし、1軍でここぞの活躍を見せたい。


エスコバー(日本ハム)


■2軍成績
2試合/1勝0敗/防御率0.00

 開幕ローテ入りを果たしたものの、右太もも裏を痛めて2軍調整中だった期待の左腕・エスコバーが実戦復帰。2回無失点、4回無失点と上々のリスタートを切った。

ロンドン(中日)


■2軍成績
10試合/0勝0敗/2セーブ/防御率0.90

 3月のオープン戦では球団史上最速の159キロをマークした剛腕・ロンドン。2軍でも絶好調だ。最下位に低迷する苦しいチーム事情だけに、1軍昇格の日を待ちたい。


アラウホ(中日)


■2軍成績
12試合/1勝0敗/防御率1.50

 新入団のアラウホもロンドンと同じく好調。スライダーを武器に着実に結果を残している。ロンドン、アラウホともに期待通りの活躍を見せているが、1軍ではバルデス、ジョーダンが貴重な先発の柱となっており、野手もビシエドとゲレーロが主軸。外国人枠はガチガチだが、チャンスが回ってくるか。


ウエスト(オリックス)


■2軍成績
9試合/1勝0敗/2セーブ/防御率0.00

 オリックスのリリーフ・ウエストもファーム好調組。ゴールデンウイークに1軍昇格を果たしたものの、登板2試合目となった5日の日本ハム戦で与四球2、被安打1で失点を喫し、あえなく2軍再調整になった。

 しかし、それまで2軍戦では11回を投げ、与四死球4の安定感を見せていた。武器である制球を一段と磨き、1軍に再度殴り込みをかけたい。

(成績は5月8日時点)


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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