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《プロ野球コスパランキング》投手編・年俸から1セーブあたりのお値段を割り出してみた!!【ベスト10】


1セーブのお値段/コスパランキング【ベスト10】


1位 中崎翔太(広) 1,555,556円 27S 推定年俸4200万円
2位 山崎康晃(デ) 1,851,852円 27S 推定年俸5000万円
3位 松井裕樹(楽) 2,321,429円 28S 推定年俸6500万円
4位 澤村拓一(巨) 3,030,303円 33S 推定年俸1億円
5位 増田達至(西) 3,333,333円 21S 推定年俸7000万円
6位 田島慎二(中) 3,500,000円 12S 推定年俸4200万円
7位 マーティン(日) 3,809,524円 21S 推定年俸8000万円
8位 西野勇士(ロ) 4,761,905円 21S 推定年俸1億円
9位 秋吉亮(ヤ) 4,857,143円 14S 推定年俸6800万円
10位 マテオ(神) 5,000,000円 15S 推定年俸7500万円
10位 福谷浩司(中) 5,000,000円 8S 推定年俸4000万円

(成績は8月28日現在、1セーブの値段は小数点以下四捨五入、広=広島、デ=DeNA、楽=楽天、巨=巨人、西=西武、中=中日、日=日本ハム、ロ=ロッテ、ヤ=ヤクルト、神=阪神)

1位は今季大躍進チームのクローザー


 ここでは、1セーブあたりの値段が安い(=コスパが優れている)投手のランキングを見ていこう。

 1位は、広島の守護神・中崎翔太。ジャクソン、へーゲンズ(9月以降は先発に転向)、今村猛、大瀬良大地、一岡竜司ら質量ともに充実したリリーフ陣を擁する広島。その締めくくり役の中崎がシーズンを通して安定していたことも、今季の広島の快進撃を生んだ要因のひとつだ。

 2位はDeNAの山崎康晃。昨年は新人記録を更新する37セーブを挙げ、今季も8月28日までに27セーブを挙げているが、8月は本来のキレのあるボールは影を潜め、9試合に登板し防御率15.12と打ち込まれた。コスパは申し分ないが、昨年も夏場に調子を落としたことがあっただけに、スタミナ強化が今後の課題か。

 3位は楽天の松井裕樹。高卒2年目の昨シーズンからクローザーに抜擢され、今季もここまで28セーブを記録。5月は7試合に登板し3敗3セーブと荒れていたが、8月は11試合に登板し11試合で9セーブ。防御率も0.69で月間MVPを獲得している。今季は好不調の差が大きかったので、安定感を身につけられるかがポイントになってきそう。

上位3人は昨年と同じ顔ぶれ


 上記の3人は、昨季のこのランクングでもベスト1から3位。ただ、昨季の順位は1位=山崎、2位=中崎、3位=松井の順で、中崎が昨季のリベンジを果たした格好となった。

 1セーブあたりの値段は、山崎が46万8750円→185万1852円、中崎が83万3333円→155万5556円、松井が100万円→232万1429円と、3投手ともコストアップ。つまりコスパは悪化しているのだが、これは、成績云々というよりも、昨年の活躍により年俸が大きくアップしたため。国内のクローザーの中ではコスパベスト3というのは変わりなし。

 ちなみに、中崎と山崎は同い年で、生年月日は中崎が1992年8月10日、山崎が同10月2日で、2カ月ほど違うだけ。この先、同世代のライバルとして長きに渡って競い合っていくに違いない。


それなりの年俸の選手ばかり


 なお、10位までにランクインした投手の推定年俸は、もっとも低い中日の福谷浩司でも4000万円。他のベストコスパランキングで見られる「突如活躍した低年俸選手」は不在。セーブがつく場面でマウンドに向かうというのは、かなり厳しいプレッシャーがあるはずで、キャリアの浅い若手には任せにくいポジションだ。昨年の山崎や松井あたりは、例外的な存在と考えたほうがいいのかもしれない。


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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