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優勝校を予言していたラガーさん!? センバツ甲子園観戦記・その3

 こんにちは。ラガーさんです。東京には決勝戦の翌日、3日の朝に帰ってきました。帰ってみたら土砂降りの雨で、楽しみにしていた桜をあまり満喫できませんでした。でもその分、今年のセンバツが満喫しましたよぉ。今日は、センバツ決勝戦の話を中心に、今大会を振り返りたいと思います。

【ラガー予想が当たりました!】

 今大会は皆さんご存知の通り、龍谷大平安高が6-2で履正社高に勝って、初優勝を遂げました。夏の甲子園では何度も優勝していて、センバツにも史上最多の出場回数を誇る学校が初優勝だったなんで、ラガーさんもビックリしました。

 でも、実はもっとビックリしたことがあります。大会前、このコーナーの中で《ラガーさん的優勝候補は龍谷大平安高です》と語っていたんです。他の週刊誌で予想を聞かれた時は《注目高は佐野日大高、池田高、龍谷大平安高》と3つ挙げるにとどめていたんですけど、『週刊野球太郎』の連載だけは、ズバリ龍谷大平安高! 今回、その予想が見事に当たりました。

 佐野日大高も準決勝まで進んで龍谷大平安高と対戦したし、池田高も2回戦で負けちゃったけどいい試合していたよね。自分の言うのもなんだけど、ラガーさんもなかなかやるでしょ。ただ、準決勝のもう1ブロック、履正社高と豊川高は全くノーマークでした。そういう意味では、ラガーさんももっと精進しないとダメだね。


▲田嶋大樹(佐野日大高)


【一球で運命が変わる高校野球】

 正直言って、決勝戦はどっちが勝ってもおかしくなかったよ。履正社高的には2点差で迎えた8回1死満塁の大チャンスで1点も取れなかったのが全てだったね。今大会の履正社高は、ああいうチャンスでしっかり点が取れるチームだったんだけど、あの場面でだけ無得点だったのが、いま考えても不思議です。そして、龍谷大平安高は、あそこを無得点に抑えて流れを呼び込んだから、9回表にダメ押しの2ランホームランが生まれたんだと思います。

 今大会は、そんな風に、エラーの後やピンチを脱出した後に流れが変わる場面が多かったね。改めて、一球で運命が変わる高校野球の奥深さを学びました。そして、野球はやっぱりピッチングと守りから、と感じました。

【ラガーさん、トークイベントに出演します!】

 東京に戻ってきてから、CSスポーツチャンネル・GAORAの「みんなの甲子園」という番組で、大会の様子を振り返ってみました。やっぱり、ラガーさんは一番いい席で甲子園を見させてもらってますね。もちろん、毎日野宿してるからこそなんだけど、改めていい経験をさせてもらっているなぁと感じました。

あと、ラガーシャツがあんまり代わり映えしなかったね。もっとたくさんのラガーシャツを持っていったんだけど、結構同じラガーシャツを着回してしまいました……あ、ちゃんと洗濯は球場そばのコインランドリーでこまめにやってますよ! でも、夏の大会ではもっといろんなラガーシャツを全国の皆さんに見ていただきたいなぁ、と思いました。

 それにしても、甲子園の思い出はいくら語っても終わりがありません。まだまだ語りたい選手、試合、監督の話題はたくさんあります! そこで僭越ながら、トークイベントに出させていただくことになりました。

 <『野球太郎』のプロ野球観戦講座2014&センバツ報告会>というイベント名だったかな。4月10日(木)、三省堂神保町本店で19時からプレイボールだそうです。ぜひ、お越しください。センバツのこと、高校野球のことを語り合いましょう!



■ラガーさん・プロフィール
本名、善養寺隆一。左投左打。1999年から、春のセンバツ、夏の選手権大会全試合を甲子園のバックネット裏最前列で観戦。黄色い帽子とラガーシャツがトレードマーク。夢は母校の都立文京高校を甲子園で応援すること。今春、初の著作『甲子園のラガーさん』(オークラ出版)が発売された。


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