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《200文字でわかる甲子園代表校紹介》北北海道から神奈川まで16校を一挙紹介!

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜北北海道代表】白樺学園(4年ぶり3回目)

 1958年創立の私立高校。生徒数は467人(女子153人)で、進学・教養コースのほか、体育コースがある。野球部は学校創立と同時に創部。部員数は64人で、今夏は192センチの河村説人と183センチの中野祐一郎の2人の長身投手に注目。5月に行われた招待試合では、2人の継投策で、大阪桐蔭に勝利している。野球部のほか、スピードスケートやアイスホッケーも全国レベル。主なOBには長野五輪金メダリストの清水宏保がいる。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜南北海道代表】北海(4年ぶり36回目)

 1885年創立の私立校。前身の旧制北海中学校の校舎は、現在、北海道開拓の村に保存されている。現在の生徒数は1224人(女子519人)。野球部は1901年創部の伝統校。甲子園は、春は12回の出場、夏は全国で単独最多記録となる36回目の出場。OBにはヤクルト元監督の若松勉や、現役では鍵谷陽平、瀬川隼郎(ともに日本ハム)がいる。他にも1932年ロサンゼルス五輪、陸上・三段跳び金メダリストの南部忠平、落語家の三笑亭夢之助など多岐にわたる。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜青森代表】三沢商(29年ぶり2回目)

 1963年創立の県立校。生徒数は560人(女子350人)で、商業科、情報処理科がある。女子バスケ部や吹奏楽部、マーチングバンド部も全国大会出場経験を持つ。野球部は1986年夏に甲子園初出場。開会式直後の開幕戦で、甲西に0−7で敗れた。主なOBは、オリックスや巨人に在籍していた佐々木明義。佐々木は1989年ドラフト6位でオリックス・ブレーブスに入団。1995年に四條稔とのトレードで巨人へ移籍。2000年に引退した。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜岩手代表】花巻東(2年ぶり8回目)

 1954年、花巻商専門学院として創立。1956年に花巻商、1982年に現校名に変更。生徒数は613人(女子226人)。野球部は創立と同時に創部。センバツには2回出場。夏の甲子園は2005年から、1年おきに出場している。今チームの部員数は136人で、プロ注目の最速146キロ左腕・高橋樹也(みきや)がエースとなる。岩手大会決勝戦の一関学院戦では、苦しみながら190球で完投勝利をマークした。主なOBは大谷翔平(日本ハム)、菊池雄星(西武)。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜秋田代表】秋田商(2年ぶり18回目)

 1920年創立の市立共学校。生徒数は720人(女子397人)。野球部は1922年創部で、センバツは6回出場している。主なOBは石川雅規(ヤクルト)で、その石川を擁して1997年夏に1勝を挙げたのが夏の甲子園での最高成績。今夏のチームでは、その1勝越えを狙う。エース・成田翔(かける)は169センチと小柄だが、最速141キロのストレートと、大きなカーブを武器に、秋田大会決勝では秋田南を3安打9奪三振で完封勝利。先輩の石川を彷彿とさせる左腕だ。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜山形代表】鶴岡東(4年ぶり4回目)

 1968年、鶴岡商業として創立の私立共学校。2000年に現校名に変更した。特進科、総合科、体育科、情報科がある。その起源は、1957年に開校した鶴岡珠算講習所に遡る。現在の生徒数は761人(女子346人)。野球部は創立と同時に創部。鶴商学園と校名を変更した後、センバツに1回出場経験あり。夏も鶴商学園時代の1978、1981年に出場。現校名に変更後、2011年に出場している。主なOBには、青木重市(元阪神)らがいる。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜宮城代表】仙台育英(2年ぶり25回目)

 1905年創立の育英塾を前身に、1922年に私立育英中学を開校。1948年から現校名となる。宮城野・多賀城に2つのキャンパスをもち、世界12カ国に姉妹校がある国際的な校風も有名。野球部は1930年に創部と歴史は古く、部員110人の大所帯。1989年夏、2001年春には準優勝。OBには大越基(元ダイエー)や金村曉(元日本ハムほか)、現役では由規(ヤクルト)、橋本到(巨人)など。昨秋の明治神宮大会優勝校は、高校野球100年の節目に、東北地方へ悲願の優勝をもたらすか。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜福島代表】聖光学院(9年連続12回目)

 1962年創立の私立共学校。生徒数は710人(女子145人)。野球部は創立と同時に創部。1977年に現校名となり、1979年から男女共学となる。現在の野球部は147人で、甲子園出場は春4回、夏は9年連続12回目。これは智辯和歌山の8年連続出場(2005年〜2012年)を超える、戦後最長記録だ。主なOBは歳内宏明(阪神)、園部聡(オリックス)ら。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜茨城代表】霞ヶ浦(初出場)

 1946年創立の私立共学校。生徒数は1085人(女子479人)。野球部は1949年創部で、今チーム部員は80人。注目は189センチの長身エース・綾部翔だ。最速145キロという県内屈指の本格派右腕。チームは、2008年以降、7年で5回、茨城大会決勝戦に進んだものの、すべて勝てなかった。3年連続6回目の挑戦で悲願の夏の甲子園への切符を獲得した。センバツには1回出場している。主なOBは上野忠(元ヤクルト)のほか、総合格闘家の石田光洋、レスリングのアトランタ五輪銅メダリストの太田拓弥がいる。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜栃木代表】作新学院(5年連続11回目)

 1885年創立の私立校。生徒数は3444人(女子は1468人)。野球部は1902年創部と歴史がある。現在の部員数は108人。センバツには9回出場しており、1962年には八木沢荘六(元ロッテ)らを擁して、史上初の春夏連覇を達成した。今夏の優勝で、栃木大会では初となる5年連続優勝を達成。元巨人の江川卓を筆頭に、現役では岡田幸文(ロッテ)ら、プロ野球関係者のOBも多い。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜群馬代表】健大高崎(2年連続3回目)

 1968年創立の私立校。生徒数は1365人(女子931人)。2001年に共学化して、現校名に変更。センバツには2回出場し、夏は3回目の出場。2011年夏の甲子園初出場から、「機動破壊」を旗印に積極的な走塁で相手をかく乱する戦法と、「Be together」などの英語の歌詞からなる校歌が話題を集めた。野球部は2001年創部。現在部員は82人。OBには脇本直人(ロッテ)。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜埼玉代表】花咲徳栄(4年ぶり3回目)

 1982年創立の私立共学校。生徒数は1751人(女子725人)。野球部は123人の大所帯。センバツは過去3回出場して、2003年にはベスト8進出。夏の甲子園は2001年に初出場し、今夏で3回目。主なOBは根元俊一(ロッテ)、阿部俊人(楽天)、若月健矢(オリックス)。ボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜千葉代表】専大松戸(初出場)

 1959年、専修大学の付属高校として創立された私立校。生徒数は1319人(女子は537人)。野球部は創立と同時に創部で、現在の部員は62人。甲子園は春夏通じて初出場。千葉県松戸市の高校から初めて甲子園出場校が誕生した。現在、日本ハムで活躍している上沢直之は2011年卒。そのほか、主なOBには安藤政則(元西武)や、俳優の仲村トオルがいる。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜東東京代表】関東一(5年ぶり6回目)

 1925年に創立した私立校。関東商業として開校し、1973年に現校名になった。生徒数は1963人(女子819人)。野球部は1927年創部で、現在の部員数は94人。主なOBは武田勝(日本ハム)、山下幸輝(DeNA)など。ほかにも、元総合格闘家の須藤元気や、お笑い芸人のくまだまさしらがいる。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜西東京代表】早稲田実業(5年ぶり29回目)

 1901年創立の伝統校。野球部は1905年に創部で、1915年の第1回全国中等学校野球優勝大会にも出場している。1964年に早稲田大学の系属となり、2001年には校舎を新宿区から国分寺市に移転。それに伴い、東東京から西東京に移った。甲子園は春20回、夏は29回目の出場で、それぞれ1回ずつ全国制覇をしている。主なOBには、王貞治(ソフトバンク会長)、荒木大輔(元ヤクルト)、斎藤佑樹(日本ハム)らがいる。

【2015夏の甲子園代表校名鑑〜神奈川代表】東海大相模(2年連続10回目)

 1963年、東海大学の付属高校として創立された私立校。生徒数は1778人(女子722人)。野球部も創立と同時に創部。今夏の部員数は89人。センバツは9回出場して、優勝2回、準優勝2回。夏は今回で10回目の出場で、優勝1回、準優勝1回。主なOBは巨人の原辰徳監督、森野将彦(中日)、菅野智之(巨人)らプロ野球界に多数。ほか、柔道家の山下泰裕氏も同校OB。

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