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プロ野球開幕までに覚えておくべし! そのプレーを目に焼き付けたいセ・リーグ12人の野手たち

 いよいよ開幕まで2週間を切ったプロ野球。

 昨季は山田哲人(ヤクルト)と柳田悠岐(ソフトバンク)が「3割・30本・30盗塁=トリプルスリー」という偉業を達成。現代の野球界には、これまでの野球の常識、セオリーから飛び抜けた選手が、続々と誕生している。

 彼らのような、過去の野球界の常識に当てはまらない選手を「ニュータイプ」と呼び、一方で野球の王道を追求し続けた選手を「オールドタイプ」と名付け、今回はセ・リーグ6球団の12人の野手たちを紹介しよう。

東京ヤクルトスワローズ


★ニュータイプ
川端慎吾
1987.10.16生/29歳
185p/86s/右投左打


リーグ最多安打と首位打者に輝いた、バントをしない2番打者。2番川端は3番川端よりも怖い。球界屈指のバットコントロールの持ち主で、広角に打ち分けるスキルは天下一品。2ストライク後はファウルで粘り、最終的に粘り勝つのが持ち味だ。

*今季はココに注目!
盗塁は少ないが、実は俊足。

★オールドタイプ
畠山和洋
1982.9.13生/34歳
180p/96s/右投右打

昨季の打点王。意外にも畠山にとって初タイトルだった。106打点は、大杉勝男を抜いてヤクルトの日本人最多打点でもある。今にも走り出しそうな、左足を大きく引いて体を深く沈める独特の打撃フォームが特徴。

*今季はココに注目!
2ストライク後の外角球を右方向に打ち返すスキルは球界一だ。


読売ジャイアンツ


★ニュータイプ
坂本勇人
1988.12.14生/28歳
186cm/83kg/右投右打


フィールディングや強肩で遺憾なく身体能力を発揮するショートストップ。デビュー時の印象から「守備が粗い」という先入観で見られがちだが、俊足を生かした守備範囲はかなり広い。

*今季はココに注目!
打撃も昨季は得点圏打率.323で勝負強さは健在だった。

★オールドタイプ
村田修一
1980.12.28生/36歳
177cm/92kg/右投右打

打撃不振に陥っている村田だが、13から2年連続でゴールデングラブ賞を獲得した三塁守備は職人級。華麗はないものの、ショートバウンドの捕球技術や送球までのムダのない動き、送球の正確さは若手のお手本になる。

*今季はココに注目!
昨季はやや精細を欠いたが、攻守ともに自信の回復を!


阪神タイガース


★ニュータイプ
横田慎太郎
1995.6.9生/21歳
186cm/86kg/左投左打

球団あげて「強化指定選手」として大事に育てている逸材。掛布2軍監督もその素質に惚れ込んでいる。図抜けた身体能力を持ち、トレーニングにより順調に強化。バットに当たれば右にも左にも面白いように柵越えできる。

*今季はココに注目!
3年目は1軍の実戦も経験させるタイミングだ。

★オールドタイプ
陽川尚将
1991.7.17生/25歳
180cm/86kg/右投右打

まだ一軍での実績はないが、スラッガーとして育成中の「強打の三塁手」。このオフは台湾のウィンターミーティングに派遣され、主力打者として活躍。守備でもショートを守るなど、貴重な経験を積んだ。

*今季はココに注目! 持ち前の飛距離は魅力的なので、内野のポジション争いに食い込みたい。


広島東洋カープ


★ニュータイプ
丸佳浩
1989.4.11生/27歳
177cm/90kg/右投左打

2015年は自己最多の19本塁打を記録。内訳は左方向9本、中3本、右9本と打ち分けているあたりに丸の真骨頂が垣間見える。2年連続でセの最多四球を選ぶ一方、143三振もリーグ最多。

*今季はココに注目!

新しい打撃フォームでカウントに影響されない選球眼と対応力が身につけばギアは上がる。

★オールドタイプ
新井貴浩
1977.1.30生/39歳
189cm/96kg/右投右打

復帰当初はバックアップ候補も終わってみれば78試合で4番を打つなど打の中心に。打率.275、7本塁打、57打点は一見物足りないが、チームトップの得点圏打率(.311)が示すように勝負強さはチーム一。

*今季はココに注目!
輝きを取り戻した一番の要因はケースバッティングの徹底にある。


中日ドラゴンズ


★ニュータイプ
平田良介
1988.3.23生/28歳
177cm/88kg/右投左打


中日の4番を担うのはこの男。勝負強い打撃のイメージが強いが、俊足を生かしたライトの守備もかなり堅実。ガッシリ体型であまり目立たないが、身体能力抜群のタイプで落合博満GMが「チームで外野守備がうまいのは平田」と評するほどの実力だ。

*今季はココに注目!
昨季は11盗塁も記録。

★オールドタイプ
高橋周平
1994.1.18生/22歳
180cm/85kg/右投左打

未来の主軸として圧倒的支持を集めるのは高橋。無駄のない柔らかなスイングで左右に長打を打てる若き大砲候補。そのバッティングセンスは高橋由伸新監督(巨人)を思わせる。

*今季はココに注目! 守備はまだ未完成だが、柔軟な体からは大成も予想される。今季はスタメン奪取を狙う。


横浜DeNAベイスターズ


★ニュータイプ
梶谷隆幸
1988.8.28生/27歳
180cm/83kg/右投左打


筒香と並び、いまやDeNAを代表する選手となった梶谷。たぐい稀なバッティングセンスで長打も狙えるほか、蒼い韋駄天≠フ異名を持つ俊足は球界でも随一。塁に出れば、相手バッテリーに与えるプレッシャーは相当のものだ。

*今季はココに注目!
2016年もこの選手がキーマンとなるのは間違いない。

★オールドタイプ 筒香嘉智
1991.11.26生/24歳
185cm/97kg/右投左打

いわずとしれたDeNA不動の4番。主砲としての豪快な一発に目を引かれがちだが、場面に応じてコンパクトにも打ち分けられるアベレージヒッターという面も持つ。

*今季はココに注目!
主将としてチームを引っ張る筒香の調子如何では、チーム全体の士気にも大きな影響を与えるものと思われる。


この記事は『野球太郎特別編集 野球太郎テクニカルVol.01』の「12球団ニュータイプ&オールドタイプ選手名鑑」よりダイジェストでお届けしております。


野球太郎特別編集
野球太郎テクニカルVol.01
発売日:2016/1/30
価格:1500円
ISBN:978-4-331-80323-3

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