週刊野球太郎
中学、高校、プロ・・・すべての野球ファンのための情報サイト

鈴木誠也に続け!まだいるカープの大谷世代。次にブレイクするのはこの選手だ!!


 11月28日、大谷翔平(日本ハム)がプロ入り4年目、22歳でパ・リーグのMVPに輝いた。今シーズンは164キロをマークし、最速記録を更新。チームの日本一にも大貢献し、さらにベストナインでは投手、指名打者の2部門で受賞と、前人未到の記録を次々に打ち立てた。

 すっかり「球界の顔」となった大谷だが、「大谷世代」には次代を担う多くの有望なプレーヤーがいる。リーグ優勝を決めた広島を見ると、今シーズンは鈴木誠也が大ブレイク。鈴木もベストナインとゴールデン・グラブ賞をW受賞。現在、セ・リーグ一の外野手との呼び声も高い。

 広島には、鈴木誠也のほかにも将来を嘱望される「大谷世代」の選手が数名いる。今回は彼らを紹介したい。

首位打者を期待したい西川龍馬


 まず名前が挙がるのは、来シーズンの広島野手陣の中核となる活躍が期待される西川龍馬だ。

 西川は2015年のドラフト5位。今シーズンは62試合に出場して、打率.294と好成績を残し、ルーキーながら年間通してほぼ1軍で過ごした。

 オープン戦から、走攻守で高いセンスを見せつけた西川は開幕1軍を勝ち取ると、プロ入り初安打を三塁打で飾る。これはドラフト発足後史上初の「新人選手の初安打が三塁打」という記録。ルーキーイヤーに華々しいスタートを切ってみせた。

 守備面でも、慣れない三塁では失策を犯す場面も見られたが、二塁では軽快な動きを見せるなど、守備センスの高さを証明した。

 西川の出身校は東出輝裕打撃コーチと同じ敦賀気比高。東出コーチもルーキーイヤーから大活躍したスター選手で、広島史上有数の名手と呼ばれた。東出コーチと西川は、同じ小兵型内野手で似た点は多い。東出のように西川も成長してほしいと願うファンは多いだろう。

 しかし、東出コーチは職人タイプだったが、西川は日本シリーズの大舞台でヒットを放つなど、スケールの大きさを感じさせる。東出コーチ以上のスター選手になってくれることを願ってやまない。

 「来季は首位打者を争うのでは?」という声も挙がる打撃センスで、一気にスター街道を進んでもらいたい。

広島屈指のロマン砲・高橋大樹


 次に挙げたいのは、次代のスラッガー候補・高橋大樹だ。

 高橋は2012年のドラフトで1位指名された逸材。だが、同年のドラフト2位・鈴木誠也とは大きく水を開けられてしまった。高橋のここまでの1軍出場数はわずか2試合。今シーズンは1軍出場もないばかりか、ファームでも打率.226と、壁にぶち当たっている感は否めない。

 しかし、1軍昇格を果たした2014年の初打席では「あわやホームラン」という大ファウルを放った。この飛球にロマンを掻き立てられたファンは多いのではないだろうか?

 自慢の長打力に磨きをかけ、壁を突破できたときこそ、広島待望の和製大砲が誕生する。


天性のスラッガー・美間優槻


 最後に挙げたいのは、こちらも和製大砲候補の美間優槻だ。

 美間も高橋同様、今シーズンは壁にぶち当たってしまった。1軍出場はわずか1試合。1軍実績は皆無に等しく、3打席に立ち、まだヒットは記録していない。

 しかし、プロ2年目の2014年にはファームではあるものの1カ月で4本塁打を放ち、2015年のオープン戦では、開幕1軍を決める特大ホームランを放ってみせた。その長打力は実証済みだ。

 また、美間は生まれながらにスラッガーとしての武器を持っている。それは「噛む力」だ。美間の「噛む力」は日本人男性の平均値を遥かに超える129キロを誇る。スイングのインパクト時に大きな力を発揮するのが「噛む力」。天性のスラッガーたる力を持っているといっていい。この男に期待せずにはいられない。

 俊足巧打の西川。長打力の高橋と美間。そして「神ってる」鈴木誠也。彼ら「大谷世代」が、広島が誇る田中広輔、菊池涼介、丸佳浩、野村祐輔ら「89年世代」に肉迫するようになれば、広島の黄金時代が到来するのも夢ではない!


文=井上智博(いのうえ・ともひろ)

記事タグ
この記事が気に入ったら
お願いします
本誌情報
雑誌最新刊 野球太郎No.31 2019夏の高校野球&ドラフト大特集号 好評発売中
おすすめ特集
2019夏の甲子園特集
2019ドラフト特集
野球太郎ストーリーズ
野球の楽しみ方が変わる!雑誌「野球太郎」の情報サイト
週刊野球太郎会員の方はコチラ
ドコモ・ソフトバンク
ご利用の方
KDDI・auスマートパス
ご利用の方