週刊野球太郎
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奈良の有望選手、大会展望

7月12日〜28日(佐藤薬品スタジアムほか)

プロ注目の岡本と立田、最後の真剣勝負
私学2強を追う好投手&好打者も必見!


投手編

▲立田将太(大和広陵)


豪腕右腕が力でねじ伏せる

 今秋のドラフト候補で、3年間奈良の高校野球の中心にいた立田将太(大和広陵) もいよいよ最後の夏を迎える。冬場、フォーム改造に着手。投球にタメができ、制球がより安定した。スイッチの入れ替えも巧みで、県内ではほぼ打ち込まれていない。夏は連投覚悟で挑む。

 センバツ登板で自信をつけた浦中拓也(智辯学園)は、鋭い腕の振りから投げ込むフォークが大きな落差を見せる。調子のよい時は打たれる気がしない。

 春は結果が出なかったが、力のあるボールを投げる大型左腕・江藤和史、キレで勝負する鳥居大晟、秘密兵器・岡本祐樹の好投手3人を揃える関西中央にも注目したい。

 昨夏、1年生ながら決勝進出の原動力となった坂口大誠 (奈良大付)。春に結果が出なかっただけに、夏は巻き返したい。

 昨年、春秋と天理に2連勝し、今春も延長まで粘り投げ、完全に天理キラーになりつつある歌代貴司(奈良朱雀)。低めにボールを集め、緩急で大型打線を崩すさまは、他校のお手本となる。

 チェンジアップを低めに集め、昨秋以降県内の公式戦で唯一智辯学園打線を苦しめた東奥智史(奈良)、左腕からキレのあるストレートを投げる的場大樹(五條)も見逃せない。

 最後に挙げておきたいのが、スピードだけなら県下屈指で立田にも見劣りしない鷲尾侑哉(平城)。ここまでもう一つ結果は出ていないが、 ボールの“質” を上げてさらなる飛躍を期待したい。

打者編

▲岡本和真(智辯学園)


大型打線のリベンジなるか!?

 潜在能力は全国クラスながら、大型チームゆえのもろさもあり、ここまで結果が出なかった天理。その中で、安定感ナンバーワンの福永裕基、1年生の夏からレギュラーの貞光広登、春季大会は下位を打ちながら3本塁打と長打を連発した未来の大砲・坂口漠弥らが今夏、打倒・智辯学園に挑む。

 迎え撃つ智辯学園で注目したいのは廣岡大志だ。長打も期待できる1番での起用か、はたまた岡本和真、吉岡郁哉らを還す打順を打つか。いずれにしてもチームにとって、なくてはならない選手に成長した。大西涼太も見逃せない。四死球を“二塁打”にする俊足で、外野守備でも再三チームを救うなど、智辯学園らしい選手だ。

 昨夏、甲子園出場全チームの中で唯一、1年生4番を張った横山友亮(桜井)は、抜群のヘッドスピードでセンター中心に打ち返し、2年連続の聖地を目指す。

 私学2強の中軸にひけをとらない豪快な打撃が魅力なのは賀集琢也(奈良大付)。ここ数年あと一歩で甲子園という状態が続いているチームを引っ張る。

 大型捕手・櫻井響(橿原学院)も面白い存在だ。ボーイズの強豪チームでもまれ、上位常連のチームでも早くから主力として活躍。打守とも、さらにレベルアップして上を目指してほしい選手である。

 1年春から難しい捕手でレギュラーを張る野辺地勘太(関西中央)は、総合力の高い選手。そして、投手でありながらそれ以上に打者として期待される水原光一(香芝)、岩名壱征(奈良高専)の長打力にも注目が集まる。

大会展望
智辯学園が頭一つ抜けた状態


智辯学園が頭一つ抜けているのは事実。全国クラスの打撃に守備も安定。あえてスキを見つけるなら投手力か。2番手グループは大和広陵と天理。大和広陵は立田が万全な状態なら、智辯学園と互角の戦いも期待できる。天理は2年生中心の秋も見据えた編成ながら、近年稀に見る大型チーム。春に9本塁打を放つなど、勢いに乗ると一気に頂点もありうる。奈良大付は安定感、橿原学院は打撃力、関西中央は投手力で初の頂点を目指す。畝傍と奈良が台風の目になりそうだ。


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