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スター襲名披露? 中村剛也(西武)、山田哲人(ヤクルト)、鈴木誠也(広島)。交流戦名物は新星登場

昨年の交流戦で大活躍だった広島・鈴木誠也

 交流戦がいよいよスタート。2005年から始まった交流戦は今年で13年目となる。交流戦を機に勢いづくチーム、逆に失速するチームも出てくるだろう。そして、交流戦で脚光を浴びる若手選手の台頭も期待される。今回は交流戦にまつわる話を紹介したい。

交流戦はパ・リーグが強い!


 交流戦の見どころの1つは「セ・リーグ対パ・リーグ」という対抗図式。毎年、交流戦では両リーグの通算勝利数が示されるが、過去12年間ではパ・リーグが12回中11回勝ち越しと圧倒している。

 なかでも2010年は1位のオリックスを筆頭に、1位から6位までをパ・リーグ6球団が独占。優勝回数(2015年からは最高勝率)でもパ・リーグが10回、セ・リーグが2回とパ・リーグ勢の優勢が際立っている。

 セ・リーグが唯一勝ち越したのは2009年だった。パ・リーグの67勝に対して、セ・リーグは70勝。優勝こそソフトバンクだったが、2位にヤクルト、3位に広島、4位に中日、5位に巨人と上位はセ・リーグの球団が占めた。

一躍脚光を浴びる新星が登場!


 過去の交流戦を見ると、交流戦で一躍注目を集める若手選手の登場が目立っている。

 交流戦初年度の2005年、交流戦トップタイの12本塁打をマークしたのが当時プロ4年目の中村剛也(西武)だった。中村はこの年、最終的には22本塁打を放ち長距離打者として台頭。その後、西武の4番に座り本塁打王を6度獲得するなど、球界を代表する打者となった。

 最近では2014年、山田哲人(ヤクルト)が打率.378で交流戦首位打者となった。この年の山田は開幕から「1番・セカンド」としてレギュラーに定着。193安打で最多安打を獲得し、チームの中心打者に成長した。

 なお、この年の交流戦打率2位だったのが柳田悠岐(ソフトバンク)。翌2015年には2人ともトリプルスリーを達成し、それぞれシーズンMVPを受賞している。

 そして昨季は鈴木誠也(広島)が躍動した。6月17日からのオリックス3連戦では、17日、18日と2試合連続のサヨナラ弾。さらに3連戦最後となる19日は、4対4で迎えた8回に試合を決める勝ち越し弾と3日連続で大活躍。鈴木はシーズンで打率.335、29本塁打、95打点という数字を残し、チームの25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。


ロッテの交流戦挑発ポスターにも注目!?


 交流戦では、ロッテが毎年作成する「交流戦挑発ポスター」も話題となっている。なお、交流戦以外でも2005年の楽天との開幕戦や、同年の阪神との日本シリーズでも「挑発ポスター」を作成した歴史がある。

 この「交流戦挑発ポスター」のは、対戦する6球団ごとに6種類のポスターを製作する念の入れよう。毎年、「うまい!」と膝を叩くフレーズやビジュアルが踊る。

 例えば2013年の阪神戦のポスターには「虎狩りには大地がツヨシ!」のキャッチが。かつてロッテに在籍し、この年から阪神でプレーしていた西岡剛と、当時のロッテのショート・鈴木大地をもじったフレーズで対戦ムードを煽った。

 また、2015年のポスターのテーマはプロレス。ロッテの仮面を被った覆面レスラーが各球団の覆面レスラーに技を繰り出すという、思わず「クスッ」となる変化球ネタで仕掛けている。

 そんなポスターの今年のテーマは「4コマ漫画」。各球団ごとに漫画家とネタが異なり、バリエーションに富んでいる。現在、パ・リーグ最下位に沈むロッテだが、交流戦挑発ポスターの力を借りて浮上したいところだ。


文=武山智史(たけやま・さとし)

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