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海外自主トレラッシュ! 各チームの主力が続々海外へと。海外自主トレ事情とそのメリットとは?


海外自主トレのメリットとは?


 各チームの契約更改もほぼ終わり、この時期、メインの話題は、2017年シーズンを見据えた自主トレに移行。今も昔も、国内ではなく、グアムやハワイといった海外を拠点とする選手は多い。

 海外、それも南国で自主トレする理由はいくつかあるが、一番の理由は、温暖な気候でのトレーニングは体が動くのでペースが上げやすいということ。年末年始の自主トレ期間中の日本は、沖縄を除けば厳寒期。寒いと体が硬くなるし、故障のリスクも上がってしまう。

 さらに、普段と違う環境ということで、気分を変えてトレーニングに取り組めるというメリットもある。マスコミも日本に比べれば少なく、街中での顔バレもほとんどないだろう。精神的にもリフレッシュできるはず。

日本からのオファーをシャットアウト


 そしてもうひとつ、日本を出ることで、あれやこれやをシャットアウトしてトレーニングに集中できることも大きい。

 プロ野球選手は、シーズン中はなかなか時間が取れないため、オフにまとめていろんなオファーや誘いが集中する。公的なものでは、球団やスポンサー、用具メーカーのイベント、テレビ出演や雑誌の取材など。私的なものでは、家族サービスや、親戚、友人、地元後援会とのつきあいなどが挙げられる。

 それらを効率よくこなすのに海外自主トレは都合がいいのだ。

 「すみません、年明けから自主トレで海外に行っちゃうんですよ」などと選手から言われれば、依頼する側も、日程を調整するしかない。

 このように早めに用事を片付けて、海を渡ってしまえば、もう日本からのいろんな依頼に気をもむ必要はない。心おきなくトレーニングに打ち込むことができるのである。

南国で始動するのはこの選手たちだ


 今年も、主だったところでは、巨人の阿部慎之助、小林誠司、坂本勇人、村田修一、長野久義、ソフトバンクの柳田悠岐、真砂勇介、阪神の糸井嘉男らがグアムで自主トレを敢行。また、ソフトバンクの寺原隼人、吉村裕基、中日の亀澤恭平、巨人の菅野智之、中川皓太、澤村拓一、宮國椋丞、日本ハムの鍵谷陽平、阪神の鳥谷敬、オリックスの西勇輝、ロッテの唐川侑己らがハワイへ。オリックスの金子千尋、比嘉幹貴らがロサンゼルスで自主トレを行う。

 いかに中身の濃いオフを過ごせるかで、シーズンのパフォーマンスは大きく変わってくる。海外組も国内組も、充実した自主トレをこなして、キャンプ、オープン戦へと進むことを願いたい。


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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