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履正社との戦いを制した大阪桐蔭!OBプロ選手も、この企画を知ってか知らずか現地観戦!?

【この記事の読みどころ】
・夢の球宴には計6人も選出された大阪桐蔭OBプロ選手たち
・履正社との世紀の1回戦は大阪桐蔭の貫禄勝ち!
・現役高校生vs.OBプロ選手の本塁打競争はまだまだ続く

 今回で3回目となる「大阪桐蔭vs.出身プロホームラン競争」。

 大阪桐蔭OBのプロ野球選手と、夏の甲子園に向けて戦う大阪桐蔭を(勝手に)ホームラン競争させようという実験的企画だ。

 19日(日)にファン待望の初戦を迎えた大阪桐蔭。プロ野球オールスターゲームを戦ったOBとの対決はいかに!? 気になる結果を見てみよう。

〈大阪桐蔭OB軍〉

 今回、対象となるのはオールスターゲーム2試合。野手は中村剛也(西武)、平田良介(中日)、中田翔(日本ハム)、浅村栄斗(西武)、森友哉(西武)、投手は藤浪晋太郎(阪神)の計6人が出場した。すごすぎる……。

 そして、第1戦から驚きの光景が。

3番 指 森 友哉
4番 三 中村剛也
5番 一 中田 翔
6番 二 浅村栄斗

 パ・リーグのクリーンアップ、そして6番までを大阪桐蔭のOBが担ったのだ! パ・リーグの野手は全員ファン投票で選出された通りに出してくれた工藤公康監督、ありがとうございます! ちなみに平田もセ・リーグの7番左翼手で先発出場している。

 しかし、この日はセ・リーグの2番手の藤浪が打者9人をパーフェクトで抑えてMVPを獲得したものの、野手の大阪桐蔭OB勢は中田のヒット1本に抑え込まれ、残念ながらホームランは出なかった……。

 広島・ズムスタでの2戦目は中田、中村がスタメン出場。前日の結果から見ると企画自体に暗雲が垂れてきたが、6回に奇跡が起こる!

 4番の中田がヒットで出塁し、1死後に代打で森が登場。「そろそろホームランを打ってくれ!」との筆者の悲痛な願いが伝わり、大野雄大(中日)から右翼スタンドにホームラン!


 さらに8回裏には、代打で登場した平田が橋朋己(西武)から左翼スタンドに特大アーチ。

 オールスターゲームを前に「顔が特徴的なので覚えてもらいたい」、「顔を見てほしい」と言い続けてきた高橋の唖然としたフェイスがテレビ画面に大写りとなった。

 そんなわけでOB軍団のホームラン数は2本!

〈大阪桐蔭〉

 19日、大阪・舞洲ベースボールスタジアムで初戦を迎えた大阪桐蔭。対戦相手は優勝候補の履正社とだけあって、球場には多くの観客が詰めかけ、大渋滞が発生するなど異様な熱気に包まれていた。

 スタメンは以下の通り。

1番 三 中山遥斗(2年)
2番 二 永廣知紀(2年)
3番 右 藤井健平(3年)
4番 一 吉澤一翔(2年)
5番 捕 谷口一樹(3年)
6番 左 濱田功平(3年)
7番 遊 福田光輝(3年)
8番 中 青柳昴樹(3年)
9番 投 田中誠也(3年)

 先日、主砲候補に挙げた青柳は8番に入り、4番は成長著しい吉沢。ブレイク中の藤井が3番に入るなど、勢いを重視したスタメンとなった。7番・遊撃手のキャプテン福田はケガ明け。

 履正社の先発は来年のドラフト候補・寺島成輝(2年)。中学時代には世界大会も制した大物左腕で、140キロ超のストレートにカーブ、フォークを操る難敵だ。

 球場には中村、浅村、森、藤浪のOB選手も来場。後輩たちの注目の初戦を関係者席から見守った。

 試合は2回裏、履正社がエース・寺島のセンター前ヒットで1点を先制。この企画の存続を願う読者の念をも振り払った。

 しかし、3回表に大阪桐蔭が反撃を開始。2死二、三塁のチャンスを作ると、二塁手の失策の間に2人が生還し、2−1と逆転。

 4回裏には2死満塁のピンチを招くも、エース・田中が空振り三振を奪って切り抜ける。

 その後、大阪桐蔭はバント、スクイズを多用して着実に得点を重ね、5−1で勝利!

 好投手の寺島を攻略すべく緻密な攻撃を展開したため、この試合ではホームランは出なかった。それだけ履正社、マウンドに登った寺島が強敵だったということだ。

▲初戦は、野手よりも田中誠也の投球が光っていた

〈「大阪桐蔭vs.出身プロホームラン競争」結果〉

OB    2本
大阪桐蔭 0本

 OBプロ選手の勝利!

 関係者席で試合を見届けた4人もひそかにニンマリしていたとか、していなかったとか……はともかく、今週はOBのプロ選手が活躍すると大阪桐蔭の現役部員も勝ち進むという結果となった。

〈次回の対決〉

 大阪桐蔭の次戦は21日(火)の 東戦(3回戦/5回コールド、12−1で勝利)。4回戦は22日(水)に信太と、5回戦は25日(金)に金光大阪と近大泉州の勝者と対戦する予定だ。それ以降の試合も含めて、26日(日)までの全試合の本塁打をカウント。

 対するプロも21日(火)〜26日(日)の本塁打数をカウントし、次回の対戦とする。

 履正社との戦いが「事実上の決勝戦」と書き立てられた大阪桐蔭だが、PL学園や大阪偕星学園など実力校もまだまだ健在。どこまで勝ち星を伸ばし本塁打が生まれるのか、要チェックだ。


■プロフィール
落合初春(おちあい・もとはる)/1990年生まれ、広島県出身。編集者。大学時代から編集プロダクションで勤務し、野球や歴史の媒体制作に携わる。元プロレスレフェリー。

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