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今季の活躍はお見事! 良コスパ・ベストナインを大発表!

【この記事の読みどころ】
・低年俸でもチーム貢献度が高い選手をベストナイン形式で発表
・今季のプロ野球界を盛り上げた選手がズラリ
・来季も良コスパを期待したい福田永将

 激動のペナントレースも終了間際。セ・パ最後まで見通しがつかなかった3位争いや、個人タイトル争いも雌雄が決する時がきた。

 10月10日からはCS・日本シリーズとポストシーズを迎えるわけだが、その前に今季のおさらいもしっかりしておきたい。つまり、「本当にチームに貢献した選手は誰なのか?」「各ポジションで今季もっとも有能だった選手は誰だ?」という点だ。

 そのひとつの指標が「ベストナイン」。ただ、正式な発表は11月末開催予定のプロ野球コンベンションまで待たなければならない。そこで本稿では一足早く、今季の成績を「コストパフォーマンス」の視点から総ざらいし、「コスパ・ベストナイン」を選定してみたい。


良コスパ・ベストナイン

(投)若松駿太・中日(20歳・3年目・550万円)
(捕)田村龍弘・ロッテ(21歳・3年目・1260万円)
(一)福田永将・中日(27歳・9年目・650万円)
(二)山田哲人・ヤクルト(23歳・4年目・8000万円)
(三)レアード・日本ハム(27歳・1年目・6000万円)
(遊)田中広輔・広島(26歳・2年目・2200万円)
(左)鈴木誠也・広島(21歳・3年目・900万円)
(中)秋山翔吾・西武(27歳・6年目・6200万円)
(右)岡大海・日本ハム(24歳・2年目・840万円)
(指)近藤健介・日本ハム(22歳・4年目・1800万円)

 今季の球界を盛り上げた選手名がズラリと並んだ。彼らの活躍がなければ、今季のプロ野球の魅力が色あせてしまうことは想像に難くない。特に山田哲人、秋山翔吾の2人に関しては、本来のベストナインでも間違いなく名を連ねてくるはずだ。

 コスパがいい、ということは2つの見方ができる。ひとつは「急激に成長したために年俸が追いついていない」ということ。一気にブレイクした若手選手はこのパターンであり、今回名前が挙がった選手も大半がこのケースだ。

来季に向けての注目選手は?


 そしてもうひとつが「球団の予想に反して活躍した」ということ。このケースの代表例が一塁で選出した福田永将だ。9年目で650万円という年俸は、見方によってはいつ首を切られてもおかしくない状況だった。そんな追いつめられた男が、開幕からの約1カ月間で4本塁打を放ち、今季序盤の中日躍進を牽引した。


 福田の今季最終成績は、79試合出場で41安打、6本塁打、23打点。2軍落ちした時機もあり、序盤の勢いからすると物足りなくもある。だが、これまで8年間で4本塁打だった男にしてみれば大きな躍進であるのは間違いない。世代交代が一気に進む中日において、来季も注目したい選手筆頭といえるだろう。

 また、コスパ最激戦区は外野手。今回のベストナインから漏れた選手でも、ロッテの清田育宏(6年目・2700万円)、ソフトバンクの柳田悠岐(5年目・9000万円)あたりは選ばれてもしかるべきコスパの良さだった、という点も触れておきたい。


文=オグマナオト(おぐま・なおと)
1977年生まれ、福島県出身。広告会社勤務の後、フリーライターに転身。「エキレビ!」、「AllAbout News Dig」では野球関連本やスポーツ漫画の書評などスポーツネタを中心に執筆中。『木田優夫のプロ野球選手迷鑑』(新紀元社)では構成を、『漫画・うんちくプロ野球』(メディアファクトリー新書)では監修とコラム執筆を担当している。近著に『福島のおきて』(泰文堂)。Twitterアカウントは@oguman1977(https://twitter.com/oguman1977)

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