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【広島・野手編】ドラフト関連度C
野手も多士済々
野手として真っ先に名前を挙げたいのが野村颯一郎（崇徳）だ。広島カープの野村謙二郎監督の息子として話題が先行するが、洗練された身のこなしは努力の賜物。今春は左膝の手術の影響でプレーできなかっただけに、総決算となる夏に懸ける思いは強い。
甲子園経験組に目を向けると、1年夏から主軸を張る島崎翔真（如水館）の非凡な打撃センスが目を引く。投手、内野手の経験に加え、今春は正捕手としてマスクをかぶったことで、配球を読んだ積極的な振りができるようになった。超攻撃型1番打者・坂田一平（広陵）、巧みなインサイドワークが光る高田瑠星（広島工）らの成長ぶりにも要注目だ。
尾道は背筋が伸びた機敏な動きが光る4番捕手・車田博弥を筆頭に、今春の準々決勝で電光石火の先制点を奪った川本恭輔と有田利久の1年生コンビも威勢がいい。
名将・小川成海監督のもと、春の王者に輝いた瀬戸内は俊足巧打の北吉弘樹、勝負強い主砲・佐藤晋甫ら旧チームから経験豊かな逸材がチームを牽制する。
外野手では、素早い身のこなしが光る吉行研登（総合技術）、ハードパンチャー・土屋槙都（盈進）、高いポテンシャルを秘める阪垣和也（広島新庄）ら、それぞれの持ち味にも期待が高まる。
【注目選手】野村颯一郎（崇徳）
