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今こそ思い出せ! プロ野球12球団新スローガンに恥じぬ戦いぶりを演じている球団は?

 開幕からおよそ1ヶ月が経過。各チームの戦力がおぼろげながら見えてきた感じだ。

 ところで、読者のみなさまは12球団の今年のスローガンを覚えているだろうか?チームによって毎日叫ばれているものもあれば、もしかするとあまり浸透していないものもあるかもしれない。今回は各チームのスローガンを確認しながら、それに恥じない戦いぶりを演じられているかどうか検証してみよう。(成績は4月25日現在)


定着した『熱男』、これからに期待の『爆ぜる』『俺のオリックス』


1位:ソフトバンク
12勝7敗2分 『熱男2016』


 いまやソフトバンクの代名詞と化している『熱男』。「熱男を超える言葉がない」と工藤公康監督も唸るほど、イメージとして定着した感はある。本塁打時の松田宣浩の「熱男シャウト」は健在。また、内川聖一が熊本地震の被災者を想ってお立ち台で涙を流したのも『熱男』らしい姿であった。

2位:ロッテ
13勝10敗1分 『翔破〜熱き心で!〜』


 伊東勤監督が就任以来使っている『翔破』に加えて、今季は『〜熱き心で!〜』がサブタイトルに付けられた。「長い距離を飛びきること」を指す『翔破』だが、ここまでは順調な行程をたどっているようだ。

3位:西武
11勝12敗1分 『BEAST!強く、猛々しく。』


 毎年肉食系のスローガンを掲げ、今季もまさにライオンズの名にふさわしいものができた印象だ。特に助っ人のエルネスト・メヒアは『BEAST』ぶりを体現するように、24日の楽天戦で3本塁打7打点の大暴れ。現在リーグ三冠に輝く猛打を見せている。

4位:楽天
10勝11敗2分 『Smart&Spilit 2016 夢と感動』


 5年以上使われている『Smart&Spilit』に加え、梨田昌孝新監督がサイン等で好んで書く『夢と感動』をスローガンに持ってきた。「東北の地に再びチャンピオンフラッグを」という夢を掲げ、ファンを感動させるべく健闘を見せている。

5位:日本ハム
11勝13敗 『爆ぜる』


 若き才能が躍動する日本ハムらしいスローガン。その象徴である大谷翔平は打率.294、2本塁打とバットでは結果を残しているが、投手としては5試合先発で0勝と白星に恵まれていない。防御率2.27とそこまで内容が悪いわけではないが、思い切り『爆ぜる』ためにもまずは1勝を挙げることだ。

6位:オリックス
9勝13敗 『俺のオリックス』


 チームに関わる誰もが『俺のチーム、俺のオリックスだ』と胸を張って言えるようなチームを目指す。開幕直後は極度の貧打に陥り、13試合連続本塁打なしの不名誉な記録をつくってしまった。が、直近10試合は6勝4敗と勝ち越し。特に上記の記録を止める一発を放った糸井嘉男が好調だ。昨季の主将経験を経て、「自分のチーム」という意識が改めて芽生えたか!?


明暗分かれる新監督に『竜魂燃勝』のコールアンドレスポンス


1位:巨人
13勝8敗2分 『一新〜GIANTS PRIDE 2016〜』


 高橋由伸新監督の下、まさに『一新』が求められる今年の巨人。その象徴が「20代ローテ」だ。エース・菅野智之(26歳)をはじめ、高木勇人(26歳)やポレダ(29歳)が支え、まだハタチそこそこの田口麗斗(20歳)、今村信貴(21歳)も奮闘。新たに加入したルイス・クルーズとギャレット・ジョーンズもバットで結果を残し、順調なスタートを切った。

2位:中日
12勝9敗2分 『竜魂燃勝』


 谷繁元信監督いわく「読んで字のごとく、魂を燃やして勝つ」意で名付けられた。3年連続Bクラスからの脱却を目指し、ここまでは前評判を覆す戦いぶりを展開。22日のヤクルト戦では今季から主将に任命された平田良介が、お立ち台で『竜魂燃勝』のコールアンドレスポンスを披露。ナインとファンが一体となって、覇権奪回を目指す。

3位:阪神
13勝11敗1分 『超変革〜Fighting Spilit〜』


 指揮官として阪神に戻ってきた金本知憲新監督。求めたのはチームの活性化、『超変革』だ。それを実行するように、山俊・横田慎太郎・江越大賀といった若手野手が躍動。投手陣でも3年目・岩貞祐太が奪三振マシンぶりを発揮している。福留孝介や鳥谷敬といったベテランも負けじと結果を残し、12球団で最もスローガンにふさわしい戦いぶりを見せている。

4位:広島
12勝11敗 『真赤激! Burn it up!』


 「真っ赤」と「過激」を組み合わせた言葉『真赤激!』で25年ぶりのリーグ制覇を目指す広島。ここまでは貯金1と健闘を見せている。特にベテラン・新井貴浩がその象徴で、エクトル・ルナが離脱中の現在は4番としてチームをけん引。残り29本からヒットを積み重ね、26日にも通算2000安打の大記録に手が届く。

5位:ヤクルト
10勝13敗1分 『燕進化』


 前年のリーグ覇者は連覇を目指し、『進化』を求める。オリックスから加入の坂口智隆が空位だった1番・センターの座をしっかりと埋め、山田哲人もトリプルスリーを達成した昨季を超えるペースで本塁打を量産。しかし、打撃陣が進化を見せる一方で投手陣は崩壊気味。投打揃っての『進化』を遂げないと、厳しい戦いになりそうだ。

6位:DeNA
7勝15敗2分 『WE PLAY TO WIN』


 アレックス・ラミレス新監督の就任で「第2フェーズ」に突入したDeNA。勝つことを主眼に置くビジョンはスローガンからも伝わってくるが、どうにもかみ合わない。先発陣や主砲・筒香嘉智は奮闘している一方、ホセ・ロペスやジェイミー・ロマックが極度の不振。助っ人の覚醒と梶谷隆幸の復帰が浮上のカギとなるか。


文=加賀一輝(かが・いっき)

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