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打点王に驀進中のロペス(DeNA)。覚えていますか? 巨人の4番バッターだったことを

打点王に驀進中のロペス(DeNA)。覚えていますか? 巨人の4番バッターだったことを

 8月30日、ロペス(DeNA)が中日戦でタイムリー二塁打に2ランで3打点の活躍。今季の打点を92とし、鈴木誠也(広島)の90打点を抜いてセ・リーグの打点王争いのトップに立った。

 抜かれた鈴木は8月23日のDeNA戦で右翼の守備時に右足首を骨折し、全治3ヶ月という診断。今季中の復帰は絶望的となっている。

 なお、3位は丸佳浩(広島)で82打点、4位が筒香嘉智(DeNA)で81打点、以下、ゲレーロ(中日)とエルドレッド(広島)が78打点で続く。

 追いかけてくるのは一発のある打者ばかり。満塁ホームランなら一気に4打点が加算されるだけに、絶対安泰とは言えないが、積み重ねた打点は減ることがない。ロペスが初の打点王へ向けて、かなり有利なポジションにいることは間違いない。

巨人では4番も務めたことも


 ブルーのユニフォームもすっかりなじみ、DeNAの選手として完全に定着した感があるロペス。ベネズエラ出身で、メジャー5球団に所属経験があり、2004年から2010年まではマリナーズの一員としてプレー。2005年にはチームメイトのイチローとともにオールスターゲームにも選出されている。

 日本でのキャリアをスタートさせたのは2013年で、いまでは当時の印象は薄いが、最初は巨人だった。

 来日1年目こそ打率.303と及第点の数字を残すも、2014年には.243と下降。毎年、多くの外国人選手の加入と離脱がある巨人だけに、この年限りで自由契約となってしまう。そこに手を差し伸べたのがDeNAだったのだ。

 なお、巨人時代には「第77代4番打者」として起用されたこともあったが、3試合で11打数1安打と期待に応えられず。ちなみに、DeNAの指揮官であるラミレス監督は巨人の「第74代4番打者」で、511試合に渡ってその重責を努めたただけでなく、その間の打率は.308と上々の数字を残している。

中軸としてチームを支える


 DeNAの看板打者といえば、やはり筒香嘉智の名前が最初に挙がるだろう。しかし、シーズン序盤、なかなか調子の上がってこない筒香をフォローするように安定して打ち続けていたのがロペスだった。

 打撃3部門では上で触れた打点だけでなく、打率.303、27本塁打で、いずれも筒香を上回っており、7月以降は、ほぼ4番に座りきっちり仕事をこなしている。

 チームは現在3位で、2位の阪神と4.5ゲーム差、4位の巨人と2.5ゲーム差。CS進出へ向けて、まだまだ予断を許さない状況だ。

 昨季の9月は20試合で12本塁打、26打点と大爆発だったロペス。自身初の大台となる100打点越えとタイトル奪取へ向けて、ここからもう一段ギアを上げていきたい。

(数字は8月30日終了時点)


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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