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ハンドボールの動きは野球に通じる! 日本代表GK甲斐昭人は名捕手になれるかも!?

身体能力の高い選手が揃うハンドボーラーたち


 かつてテレビの『スポーツマンNo.1決定戦』で2度の総合優勝を果たした宮ア大輔(大崎電気)のように、ハンドボール界には運動能力の高い選手が揃っている。しかも投げる競技でもある。野球と似通った動きも多い。


 たとえば、ハンドボールでは正面を向いたまま隣の選手にパスを出す「ラテラルパス」がある。この動きは、野球でいう「4−6−3」のゲッツーでセカンドがやるバックトスと酷似している。ショートにボールを見せながら、ヒジから先だけでトスする動きそのもの。少しでも早く味方にボールを渡そうと考えたら、動きは似てくるのだろう。


上手いGKほど体の中心でボールを止める


 同様にハンドボールのGK(ゴールキーパー)と野球のキャッチャーにも共通点がある。それは体の中心部でボールを止めること。どちらも体の中心をボールの軌道に入れて、ボールを逸らさないようにする。上手いGKほど体の中心でシュートを止めるからスーパーセーブに見えないし、仮に逆を突かれても残った手足で対応できる。

 いいGKはいいキャッチャーと同じ。そう考えた時に、ハンドボール日本代表のGK甲斐昭人(トヨタ車体)はいいキャッチャーになれるのでは? と思いついた。


 甲斐は運動能力が高く、スローイングもいい。大胆に前に詰める動きは、バント処理やバックアップに生きるだろう。シューターのボールの握りを最後まで見ているから、選球眼も悪くないはずだ。184センチ90キロで右投げ右打ち。伊藤光(オリックス)をひと回りスケールアップさせたような大型捕手になれる可能性を秘めている。


あの元プロ野球選手はハンドボール界で活躍できる?


 最後に、野球界から是非ともハンドボールに転身してほしい選手を挙げておきたい。

 元ロッテの中後悠平は、ハンドボールなら日本代表になれる。左利きで、横からも下からも投げられる才能は絶対にハンドボール向き。野球のストライクゾーンは狭いが、ハンドボールなら2メートル×3メートルの広いゴールに入れればいいだけ。ピンポイントで狙う必要はないから、思い切って腕を振れる。

 中後は182センチもあるから、右バック(左利きのエースポジション)で十分にプレーできる。中後がディフェンスの陰に隠れて、しゃくり上げるようなシュートを放つイメージがすぐに頭に浮かんだ。大きなお世話ながら今からハンドボールに転向して、2020年の東京五輪を目指してみてもいいのでは?



文=久保弘毅(くぼ・ひろき)
1971年生まれ、奈良県出身。元アナウンサーという異色の経歴を持つスポーツライター。得意技は実況風ライティング。ハンドボールライターの第一人者でもある。ブログ「手の球日記(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/handjpn/)」


次回12月15日(火)の『プロ野球界にコイツが欲しい!』は佐藤寿人(サッカー)を紹介予定

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