週刊野球太郎
中学、高校、プロ・・・すべての野球ファンのための情報サイト

高校野球・甲子園大会も大詰め!清宮幸太郎の実力は本物だった!

大詰めを迎えている甲子園大会。本日の休養日を挟み、明日はいよいよ準決勝が予定されている。なかでも注目を集めているのが、第1試合に登場する早稲田実業(西東京)だろう。

早稲田実業の快進撃


地方大会の清宮幸太郎フィーバーから始まり、甲子園出場を果たした早稲田実業。初戦で今治西を倒し、続く広島新庄を7対6の1点差で退け、3回戦では東海大甲府も撃破。そして昨日、強打の九州国際大付を8対1で破り、ついに準決勝に進出。マグレでもなんでもなく、実力で勝ち上がってきた。



評価がうなぎ登りの清宮幸太郎


その原動力は、なんといっても清宮幸太郎だ。ここまでの4試合で16打数8安打、2本塁打、4試合連続打点をマークする大活躍。全試合で安打を放ち、2回戦以降は複数安打(マルチ)を記録。話題先行と囁かれていたなか、見事にその実力を証明してみせた。

1年生ながら甲子園で本塁打を放ったのは?


1年生ながら甲子園大会で2本塁打を記録したのは、1983年PL学園の桑田真澄(元巨人)以来2人目。さらに2試合連発は史上初の快挙だ。

その桑田を筆頭に、甲子園で本塁打を放った1年生は数多くいる。後にプロ入りする選手の顔ぶれも多い。

同年の第65回大会では、桑田と同級戦生の清原和博(元西武など)が、決勝の横浜商戦で先制本塁打をマーク。1987年の第69回大会では、常総学院の仁志敏久(元巨人など)が準々決勝の中京戦で本塁打。現役のプロ選手では、大阪桐蔭時代の中田翔(日本ハム)が、2005年の第87回大会、1回戦の春日部共栄戦で先制本塁打を放ってインパクトを残した。

特に清原は、1985年の第67回大会で5本塁打を放ち、甲子園通算本塁打数を歴代最多の13本とした。この記録は、30年経った現在も破られていない。まだ1年生の清宮には当然、その記録の更新にも期待がかかる。

斎藤佑樹(日本ハム)を擁して全国制覇した2006年以来、9年ぶりの準決勝進出を決めた早稲田実業。果たして、清宮はさらに本塁打を量産することができるか、第1試合は11時プレイボール予定だ。

記事タグ
この記事が気に入ったら
お願いします
本誌情報
雑誌最新刊 野球太郎No.32 2019ドラフト直前大特集号 好評発売中
おすすめ特集
2019ドラフト指名選手一覧
2019ドラフト特集
野球太郎ストーリーズ
野球の楽しみ方が変わる!雑誌「野球太郎」の情報サイト
週刊野球太郎会員の方はコチラ
ドコモ・ソフトバンク
ご利用の方
KDDI・auスマートパス
ご利用の方