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2015年野球界よもやまアンケート〜京都純典・キビタキビオの場合〜

京都純典
1977年生まれ。記録や数字を深く分析・考察することで活躍する。雑誌『野球太郎』では、ドラフト前後に発売されたNo.012、No.013の12球団ページを担当している。昨年に発売した『プロ野球本当の実力がわかる本 2013-2014 』に続く、最新版の『プロ野球 本当の実力がわかる本 2014-2015』を製作中。

1・セパそれぞれの順位予想
【パ・リーグ】
1位・日本ハム
2位・オリックス
3位・楽天
4位・ソフトバンク
5位・西武
6位・ロッテ

【セ・リーグ】
1位・広島
2位・巨人
3位・中日
4位・DeNA
5位・ヤクルト
6位・阪神

2・順位予想の理由

 セパともに、大混戦になりそう。

 パは、オリックスが大補強をしているが、大補強をしたチームが優勝した例は、過去にあまりないような……。大久保博元、工藤公康という個性的な新監督の采配にも注目。とくに就任前から逆風が吹いた大久保監督に期待。

 4連覇を狙う巨人は、阿部の一塁コンバートがどのように影響するか。ヤクルトは、とにもかくにもケガ人を少しでも減らすこと。

3・今年注目のプロ野球選手
☆有原航平(日本ハム)
☆安樂智大(楽天)
☆谷繁元信(中日)


 有原、安樂ともにケガを抱えながらのプロ入り。有原は即戦力と評価されているが、秋のピッチングを見る限り不安のほうが大きい。しかし、日本ハムは、投手・野手問わず、「これは」という選手を2軍でみっちり鍛え、1軍の戦力にする、という育成のノウハウがしっかりしている球団。あの状態の有原をどうやって復活させるか、楽しみだ。大学の先輩・斎藤佑樹の刺激にもなるはず。

 安樂は有原ほどではないにしろ、ケガを抱えていることは確か。大久保監督は、2軍でじっくり鍛えると言っているが、ちょっとでもよくなれば三木谷オーナーの「鶴の一声」で早めの1軍デビューもあるかも。そのあたりの起用法にも興味がある。

 兼任監督2年目の谷繁は、様々なインタビューで「1年目は慣れるのに精いっぱいだった」といったことを話している。選手としても、チームの中で谷繁の存在はまだまだ必要。育成と勝利のバランスを監督しても選手としても考えなければならず、腕の見せ所。多くの人が「兼任は無理」と言う中、一ドラゴンズファンとして革命を起こしてほしい。




キビタキビオ
1971年生まれ、東京都出身。野球のあらゆる数値を測りまくる「炎のストップウオッチャー」として活動中。元『野球小増』編集部員で取材経験も豊富。NHKのスポーツ番組に出演するなど、活躍の場を広げている。ツイッターアカウント/@kibitakibio

1・セパそれぞれの順位予想
【パ・リーグ】
1位・ソフトバンク
2位・西武
3位・オリックス
4位・ロッテ
5位・日本ハム
6位・楽天

【セ・リーグ】
1位・広島
2位・中日
3位・DeNA
4位・ヤクルト
5位・巨人
6位・阪神

2・順位予想の理由

【パ・リーグ】
 大型補強を敢行し、金子千尋が残留したオリックスが注目されるだろう。しかし、選手の能力の違いが戦力の決定的な差ではない。優勝するための戦い方を知っているソフトバンクにやはり分がある。

 しかし、稲葉篤紀、小谷野栄一、大引啓次など、チームの支柱的存在が一挙にいなくなった日本ハムは、さすがに骨抜きに近いのでダメージ大。楽天もアンドリュー・ジョーンズが抜けた穴は大きく浮上が難しいと見た。戦力のバランスがとれている西武とロッテが消去法的に各順位へ。

【セ・リーグ】
 広島は大瀬良大地クラスの新たな若手が今年も台頭しないと、投手陣の層の薄さを払拭できず足踏みすると思われたが、黒田博樹の復帰ですべてのピースが埋まり好機を迎えた。

 そこへ補強に頼らず地道に戦力の底上げをしてきた中日、DeNAが結果を出しすと予想。巨人と阪神は実績あるベテランの衰えと世代交代に踏み切れぬジレンマで失速すると見た。ヤクルトは下位予想としたが、打力があるだけにリリーフ陣の立て直し次第で上位進出の可能性はある。

3・今年注目のプロ野球選手
☆大谷智久(ロッテ)


 同じ大谷でも「翔平(日本ハム)」の方は、放っておいても野球ファンの多くが注目すると思うので、私はロッテの大谷にあえて注目しようと思う。

 昨年はQVCマリンスタジアムの風をまさに「追い風」にして、キレキレのカットボールを武器に23ホールドを挙げた大谷は、プロ5年目にしてようやく内容のある活躍を見せた。

 アマチュア時代は、報徳学園高時代にセンバツ優勝投手となり、早稲田大〜トヨタ自動車と常に華やかな舞台で主軸としてマウンドに立っていたエリート投手だった。

 それが、プロ入り後は、大きな特徴を示すことができずに鳴りを潜める格好になっていたわけだが、自分の投球スタイルが確立したことで、いよいよ底意地を見せてくれるのではないか? と見ている。ストレートが142〜143キロであるのに対して、カットボールも140キロくらい出ているのはプロの中でもかなり秀逸なだけに、セットアッパーとしてさらなる飛躍に期待している。

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