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《プロ野球コスパランキング》野手編・年俸から1安打あたりの金額を割り出してみた【ベスト10】

《野手編・1安打の値段ベスト10》

1位 亀澤恭平(中) 58,667円
 75安打 推定年棒440万円

2位 立岡宗一郎(巨)104,651円
 86安打 推定年棒900万円

3位 岡大海(日)147,368円
 57安打 推定年棒840万円

4位 中川大志(楽)150,000円
 42安打 推定年棒630万円

5位 近藤健介(日)157,895円
 114安打 推定年棒1800万円

6位 福田永将(中)166,667円
 39安打 推定年棒650万円

7位 森友哉(西)169,643円
 112安打 推定年棒1900万円

8位 西野真弘(オ)172,414円
 58安打 推定年棒1000万円

9位 田中広輔(広)184,874円
 119安打 推定年棒2200万円

10位 関根大気(横)187,500円
 32安打 推定年棒600万円



清田や新井ら、ラング外でも良コスパ選手が!


安打数部門のベストコスパ1位は、中日の亀澤恭平だ。岡山の作陽高校→環太平洋大学→独立リーグ・香川→ソフトバンクの育成契約(3年間)という、ノンエリートなルートを経て、今シーズンから中日でプレーしている亀澤は、実績的にはほぼゼロに等しかったので、今季の年俸は440万円と格安。しかし、開幕一軍を勝ち取り8月末までで76安打をマーク。長打こそ少ないものの、犠打、代走、守備といった脇役的な貢献度も高く、文句なしの好コスパ選手だ。


10位までに入ってない選手では、ロッテの清田育宏と広島の新井貴浩を挙げておきたい。

清田は2013、14年と成績が伸び悩んだため、年棒2700万円とおさえ目。そんな状況で迎えた今季、一時は首位打者争いに絡むほどの活躍で、9月に入っても打率3割を維持している。8月までで123安打は、1安打あたり約22万円。本塁打部門でもベストコスパ7位に入っており、上々の働きを見せている。


かつては2億円以上の年俸を得ていた新井も、今季は2000万円。にもかかわらず、8月までで94安打を放ち、1安打あたり21万円強という秀逸なコスパを叩き出している。しかも、チーム首位打者でもある。昨年オフ、阪神から事実上の戦力外通告を受けた新井に、古巣が手を差し伸べたような格好での再入団だったが、結果的には広島球団の好プレーとなった(年俸は推定。成績はすべて8月31日現在まで)。

※次回は打点のコスパを検証します!


■ライター・プロフィール
藤山 剣/1970年生まれ。元高校球児(軟式)。出版社勤務を経てフリーに。多くの野球関連の書籍や雑誌の制作だけでなく、他に情報誌や競馬誌にも携わる。

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