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際立つキャラ! 独特の球歴! 球場で見たい6選手を一挙紹介《パ・リーグ変わりダネ編》

 プロ野球界は実力がすべて。

 そうは言ってもただ野球が上手いだけの選手よりも、言動が面白かったりものすごい身体能力を持っていたり、個性豊かな選手にファンは心を奪われる。

 そこで今回は、数多のプロ野球選手の中でも、特に注目したい個性を持つ6人の選手をピックアップしてみた。

1位;信楽晃史

(千葉ロッテマリーンズ)

 昨年のドラフト会議で、ロッテから6巡目での指名を受けた信楽晃史。プロ野球史上初めて、自動車教習所の教官からプロ野球選手になった、異色の経歴の持ち主である。


 高校時代は甲子園出場なし。大学時代は神宮大会に出場するはずだったが、練習のサボりがバレて出場させてもらえず、社会人になって都市対抗野球でようやく全国デビュー(写真はJR九州の補強選手で出場した際のもの。所属チームは宮崎梅田学園)。そこでプロの目に止まったのだが、人生というのは何があるか分からないとつくづく思う。

 ちなみに信楽が勤めていた教習所は、ドラフト後に入校者が増えたそう。今後は同校の広告塔としても期待かかかる。


2位:ケニー・レイ

(東北楽天ゴールデンイーグルス)

 移籍が多い選手のことを「ジャーニーマン」と呼ぶことがあるが、ケニー・レイはその最たる例だろう。

 メジャーリーグ、マイナーリーグ、米・カナダ独立リーグ、メキシカンリーグ、韓国プロ野球、中国プロ野球と各地を渡り歩き、2013年に楽天と契約。そのオフに一度自由契約になりながら、1年のブランクを経て2015年に復帰すると、今季の契約も勝ち取った。

 1500万円という格安の年俸の影響もあるかと思うが、今年で42歳のベテラン助っ人が、どこまでやれるか楽しみだ。


3位:ブランドン・レアード

(北海道日本ハムファイターズ)

 アレックス・ラミレスの「ゲッツ」、フリオ・ズレータの「パナマウンガー!」など、ホームラン後のパフォーマンスも見どころの助っ人外国人。昨季は日本ハムのブランドン・レアードが見せた「寿司を握るポーズ」が話題になった。

 白井一幸コーチに連れられて行った寿司店で、寿司の魅力に取り憑かれ大好物に。そして店主から、握るパフォーマンスをお願いされたため、やるようになった。ちなみにこのパフォーマンスを始めてから、打率はなんと1割も上がったそう。


 助っ人が日本で成功するためには、日本に馴染む必要があるとはよく耳にするが、まさにレアードは日本の文化をしっかり受け入れてサクセスを掴んだ。今季も引き続き行うようなら、他球団は要注意だ。


4位:佐藤世那

(オリックス・バファローズ)

 キラキラネームとまではいかないが、現代風の名前が増えてきたプロ野球界。昨年の夏の甲子園で準優勝を果たし、侍ジャパンU-18代表を経てプロ入りした佐藤世那も、その1人だろう。

 不世出のF1ドライバー「アイルトン・セナ」と、ドラマ『ロングバケーション』で木村拓哉が演じた「瀬名秀俊」から、「出世してほしい」とお父さんが付けたというこの名前。まさに「名は体を表す」かの如く、プロ野球選手まで昇進した。

 もちろん佐藤自身もこの名前を気に入っているようで、ユニフォームの名前を「SENA」で登録。これからオリックスでどこまで出世するのか、追い続けていきたい。


5位:水口大地

(埼玉西武ライオンズ)

 中島裕之(現オリックス/今シーズンから登録名を中島「宏之」に変更)の移籍以降、空いた穴を塞ぐことができていない西武のショート。その争いの中で注目したいのが、独立リーグから育成ドラフトを経て、昨季途中で支配下登録された水口大地だ。

 163センチという12球団最低身長の選手で、50メートル5秒8という脚力の持ち主なだけに、塁に出て相手を翻弄できれば面白い存在になりそう。

 ただ、かつては身長にコンプレックスがあったようで、高校時代は170センチ、独立リーグ時代は165センチとサバを読んでいた過去が。しかし「身長が小さくてもホームランは打てます」と言った森よろしく、小さくてもプロ野球選手になれことを証明したので、子どもたちに夢を与えてくれたはずだ。


6位:今宮健太

(福岡ソフトバンクホークス)

 先の水口ほどではないにしても、今宮も身長171センチと小兵の部類に入る。しかし全身がバネと思わせる高い身体能力で好プレーを連発し、今や常勝ソフトバンクに欠かせない選手にまで成長した。


 今宮が見せた好プレーの中で、特にファンを唸らせたのは、飛びついて落球しかけたボールを空中で取り直したものだろう。肉眼では何が起こったか理解するのも難しい、アクロバティックなプレー。まさにあっぱれだ。

 今年で25歳と、年齢的にはこれからが充実期。ぜひ世界へ通用する選手になってほしい。


 今回は6人挙げた個性派だが、もっともっとほんの一部にすぎない。他の選手に広げていくと、またプロ野球の楽しみ方も変わってくるはず。贔屓のチームだけでなく、ライバルチームの個性派も、ぜひチェックしてみよう。

文=森田真悟(もりた・しんご)

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