週刊野球太郎
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2013ドラフト候補名鑑〜大学生編

『野球太郎No.006』の巻頭ページ前半(1〜14ページ)に掲載されている「ドラフト1・2位指名候補」の選手たちを紹介する。また、巻頭ページ後半に掲載されている有力選手たちは『週刊野球太郎』のこのページにリスト化した。

※即戦力度は5段階中、「1」は体作りから、「2」は2軍の控え、「3」は2軍の主力、「4」は1軍に定着できそう、「5」は1軍で主力の働きをする、このような目安で判断している。

※自己能力開発度とは、「その選手が持っているだろう能力が何%までいま発揮されているか」を示している。100に近い選手だとしても、鍛錬によっては150、200まで突き抜ける可能性もあるので、今後に期待だ。

力を蓄え、いざプロへ!

大瀬良 大地  Daichi Osera
九州共立大/プロ志望届提出済
投手/右投右打/186cm90kg

即戦力度(5段階中)…5
自己能力開発度…………85%


■どんな選手?
投手としてのエンジンの大きさなら今年の1。コンスタントに145キロ前後をマークする剛速球にスライダー、遅いカーブ、チェンジアップを駆使。あとは低めの伸びだけだ。

■ここを買いたい
まず体の強さ。プロの先発を10年務められる頑健、柔軟な体躯と見る。そして、150キロが投げられる一方で100キロ台のカーブも操れる球速帯の広さ。完投のための大切な要素だ。

■後釜はこいつだ
有原航平(早稲田大3年)

『野球太郎No.006』4ページ掲載

大学4年間で一番の伸び!

杉浦 稔大 Toshihiro Sugiura
國學院大/プロ志望届提出済
投手/右投右打/188cm85kg

即戦力度(5段階中)…5
自己能力開発度…………80%

■どんな選手?
球持ちの良さと精緻な制球力、そしてポーカーフェイスのマウンドさばき。投手としての基本が確立できている即戦力右腕だ。

■ここを買いたい
両サイド低目を速球、スライダー、スローカーブ、フォークで丹念に突いて打ち取っていたかと思えば、走者を背負うと急に140キロ後半の快速球で圧倒する投球に切り換えることもできる。それでも低目集中。安定感は変わらない。

■後釜はこいつだ
玉井大翔(東農大北海道3年)

『野球太郎No.006』5ページ掲載

攻守における「殺気」!

梅野 隆太郎  Ryutaro Umeno
福岡大/プロ志望届提出済
捕手/右投右打/173cm80kg

即戦力度(5段階中)…3
自己能力開発度…………85%

■どんな選手?
将来のクリーンアップが期待できるパンチ力と勝負度胸を有する強肩捕手。50m6秒そこそこの脚力を持ち、高校時は外野手としても好守を見せた。プロでの適性は果たしてどちらか?

■ここを買いたい
狙ったら最後の打席まで狙い続けて放り込む執念。ゾクッとするような殺気を帯びる。打球にホームラン性のいい角度を持っており、<真ん中低目>にコースのツボもありそうだ。

■後釜はこいつだ
大久保宗洋(福岡大1年)

『野球太郎No.006』8ページ掲載

野球を知っている勝負師!

河合 完治 Kanji Kawai
法政大
二塁手/右投左打/175cm75kg

即戦力度(5段階中)…4
自己能力開発度…………85%

■どんな選手?
大学から始めた二塁手がすっかり板についてきた。グラブサイドから入れる正面の緩いゴロ処理は、当たり前のようで実は上手さの証明。逆回転の併殺プレー、5−4−3の捕球・送球の敏捷性に精度。守備力は一級品。

■ここを買いたい
ここ一番の場面で「河合なら打ってくれる」と思わせる何かを持っている。2死三塁で痛烈ピッチャー返し。2死一塁では左中間へ長打。勝負師だ。

■後釜はこいつだ
中村奨吾(早稲田大3年)

『野球太郎No.006』11ページ掲載

攻めるクロスファイアー!

岩貞 祐太  Yuta Iwasada
横浜商科大/プロ志望届提出済
投手/左投左打/182cm78kg

即戦力度(5段階中)…3
自己能力開発度…………75%

■どんな選手?
大学、社会人に有力左腕が見当たらないこんな年が<ドラフトイヤー>なら、ここはオレが! と奮起せねば。140キロ台の速球とスライダー、カットボールで攻める。

■ここを買いたい
クロスファイアーにタテのスライダー。これは間違いなくプロで使える球種。あとは生かし方だ。ストライク先行なのに四球。やや力み傾向が見える。球数を減らし沈む系を開発したい。

■後釜はこいつだ
若林篤志(関東学院大2年)

『野球太郎No.006』12ページ掲載

守備は安心、打撃は恐怖心!

西浦 直亨  Naomichi Nishiura
法政大
遊撃手/右投右打/178cm75kg

即戦力度(5段階中)…3
自己能力開発度…………80%

■どんな選手?
走攻守にわたり、任せて安心のソツのないプレーを展開。特に低く入れて低く終われる守備・けん制は、ゴロをソフトに吸収できる技術が光る。スーパープレーはなくても、常に<確かな野球>ができるのが持ち味だ。

■ここを買いたい
シュアな線はあっても<想定内>の結果だった打撃がこの春変貌。満塁弾に、狙って放り込んだバックスクリーン3ラン。怖い打者に進化中。

■後釜はこいつだ
大城滉二(立教大2年)

『野球太郎No.006』13ページ掲載

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