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今季は違う? 躍進中のDeNA!「やんちゃな子」ホセ・ロペスが交流戦を熱くする!!


 前半戦の借金を帳消しにして、勢いに乗るDeNA。例年、呪いがかったように勝つことができない交流戦も、ロッテ相手に3連勝を飾るなど、勝率5割をクリアしそうな勢いである。

 交流戦6試合終了時点で、セ・リーグ打率トップは筒香嘉智。次が同じくDeNAのホセ・ロペスである。6月4日、筒香の自身初サヨナラ本塁打にチームが沸くなか、今年も着実に交流戦を泳ぎ切ろうとするホセ・ロペスに注目したい。

少年時代はサッカー小僧?


 実は少年時代、野球よりもサッカーの方に熱中していたというロペス。同じベネズエラ出身のメジャーリーガー、オマー・ビスケルに憧れてメジャー入りを実現した。

 オールスター出場も果たし、まだまだメジャーでの活躍の可能性を残しながら2013年に巨人に入団。この年は日本シリーズに至るまで、数々の貢献があった。

 しかし、翌年にはレスリー・アンダーソン、フレデリク・セペダ、また阿部慎之助のコンバートにより、出場機会が激減。2014年シーズン終了後、DeNAへ移籍となった。打撃面はもちろん、キャリアでは元々ショートを守っていた時期が長く、守備力の高さには定評があった。巨人での2013年ではゴールデングラブ賞も受賞している。


2015年 交流戦セ・リーグNo.1


 日本におけるロペスの成績のなかで、突出しているのは昨年の交流戦での好成績である。この年ロペスはセ・リーグでは断トツの1位、両リーグ通じても4位となる打率.411を記録。DeNAにとってパ・リーグの投手を苦にしないスラッガーは貴重な存在である。

 対戦経験の少ない投手とぶつかる交流戦では、事前の研究やデータの把握は必須だ。巨人時代から分析熱心として知られるロペスが交流戦に強い理由はここにある。またヒットゾーンはやや高めが多く、悪球打ちも目立つが、そこが逆にピッチャーからすると攻めづらい所となっているのではないだろうか。今年の交流戦でも、初戦でいきなり本塁打を放ち狼煙を上げている。

「チャモ」がYOKOHAMAの顔になる!


「チャモ」(「やんちゃな子」の意)の愛称で親しまれるロペス。ホームの横浜を愛しており「キャリアを横浜で終えたい」とも発言。チームとのコミュニケーションも十分だ。シアトル・マリナーズ時代は体調管理を契約条項に付加された過去もあるが、現在は体調面もきっちり管理され、ラテン系外国人には珍しく、練習熱心のキャラクターも定着した。

 現状では新加入外国人エリアン・エレラはまだまだ未知数ではあるが、フルメンバーが揃い、筒香嘉智とロペスの両輪が機能することが、DeNAのAクラス入り最低条件だろう。


文=元井靖行(もとい・やすゆき)

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