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【ドラフト特集】本誌『野球太郎』12球団別ドラフト採点! 〜広島、阪神、DeNA〜

【ドラフト特集】本誌『野球太郎』12球団別ドラフト採点! 〜広島、阪神、DeNA〜

 あの球団の指名は成功? それとも失敗? 本誌『野球太郎』編集部と本誌ライター陣が12球団のドラフト結果を検証&採点。詳しくは11月27日発売の『野球太郎 No.025 2017ドラフト総決算号&2018大展望号』の巻頭特集「12球団ドラフト採点&近未来展望」をご覧いただきたいが、ここでは広島、阪神、DeNAの採点を先出し&ダイジェストで紹介しよう。

広島のドラフト採点


■ドラフト採点:85点

 中日との競合となった相思相愛の中村奨成(広陵高)を1位で引き当てた時点で、まずいい形を作った。また、本誌『野球太郎』では広島の補強ポイントとして5項目を挙げていたが、そのうち「素材型高校生野手・捕手」「素材型高校生投手」」「素材型投手」「素材型高校生外野手」の4項目をしっかり押さえることができた。

 中村には城島健司(元マリナーズほか)級の「打てる捕手」への期待がかかるが、広島では今季、高卒ルーキーの捕手・坂倉将吾が2軍で守備、打撃ともに結果を出した。どちらかがコンバートされる可能性もある。

 山口翔(熊本工高)は伸びしろのある好投手。広島のハードな練習で大化けする可能性は十分だ。ケムナ ブラッド 誠(日本文理大)は高校1年までプロサーファーを目指していたという異色のハワイ出身投手。日本人離れしたスケールを誇る超素材型で、薮田和樹のように早い段階でのブレイクも見込める。高校生外野手の永井敦士(二松学舎大付高)も広島向き。広島の猛練習だからこそ大成しそうだ。

 2年連続ぶっちぎりのリーグ優勝とチーム状態はいい。「左のリリーフ」という補強ポイントは今ドラフトで快勝できなかったが、余裕を持って地に足のついた補強ができた。また、広島らしいスケールの大きき選手を獲ったのも好印象。全体的なドラフト採点は85点と高得点をつけたい。

■広島の指名選手
★1位:中村奨成(捕手/広陵高)
2位:山口翔(投手/熊本工高)
3位:ケムナ ブラッド 誠(投手/日本文理大)
4位:永井敦士(外野手/二松学舎大付高)
5位:遠藤淳志(投手/霞ヶ浦高)
6位:平岡敬人(投手/中部学院大)

育成1位:岡林飛翔(投手/菰野高)
育成2位:藤井黎來(投手/大曲工高)
育成3位:佐々木健(投手/小笠高)

(※★は会心の指名)

阪神のドラフト採点


■ドラフト採点:60点

 阪神は清宮幸太郎(早稲田実)、安田尚憲(履正社高)と高校生スラッガーを外した後、大学生右腕・馬場皐輔(仙台大)を1位で指名。パワーヒッターは獲れなかったが、即戦力投手を押さえた。馬場は、ポテンシャルでは大学球界で1、2を争う逸材。今季、大卒ルーキーの小野泰己を粘り強く起用したように、馬場にも多くのチャンスが与えられそう。阪神ならではの重圧に耐えて頑張れるか。

 高橋遥人(亜細亜大)もポテンシャル型の好投手。しっかりと育て、使い続ければ結果を出すタイプだ。左腕王国の後継者として期待したい。熊谷敬宥(立教大)は足と守備は1軍レベル。島田海吏(上武大)もアマ屈指の走力を誇る。谷川昌希(九州三菱自動車)は即戦力の中継ぎ候補。素材型として評価の高い牧丈一郎(啓新高)はよく6位まで残っていた。

 全体のドラフト採点は60点。1、2位は阪神らしいポテンシャル型の選手を指名できた。しかし、3位以降はバランスを取りにいった感が否めない。また、大和の去就が不透明なだけに、二遊間の補強を厚めにしてもよかったと思われる。

■阪神の指名選手
★1位:馬場皐輔(投手/仙台大)
2位:高橋遥人(投手/亜細亜大)
3位:熊谷敬宥(内野手/立教大)
4位:島田海吏(外野手/上武大)
5位:谷川昌希(投手/九州三菱自動車)
6位:牧丈一郎(投手/啓新高)

育成1位:石井将希(投手/上武大)


DeNAのドラフト採点


■ドラフト採点:65点

 1位で即戦力大学生左腕の東克樹(立命館大)を単独指名。1年目から5、6勝は期待できる。石田健大、今永昇太、濱口遥大と3年連続で大卒左腕が結果を出しているが、その流れに乗りそうだ。

 神里和毅(日本生命)は評価急上昇中の社会人野手。阪口皓亮(北海高)は今夏の甲子園で注目されたシンデレラボーイ。高いポテンシャルを秘め、明るい未来が見える。齋藤俊介(JX-ENEOS)はリリーフで力を発揮したい。櫻井周斗(日大三高)は打者が手に負えない球を持っているものの、大一番で勝ちきれなかった。その点をどう克服できるか。

 本誌が挙げたDeNAの第一補強ポイントは「強打の野手」。高卒ルーキーの細川成也がペナント終盤から1軍で結果を出したが、さらに筒香嘉智の後釜を補強したかった。とはいえ、目の前の補強ポイントはまんべんなく押さえている。これは「来季、優勝を獲りいく意思」の表れだろう。ただ、もう少し攻めの姿勢があってもよかった感があり、全体的なドラフト採点は65点としたい。

■DeNAの指名選手
1位:東克樹(投手/立命館大)
2位:神里和毅(外野手/日本生命)
★3位:阪口皓亮(投手/北海高)
4位:齋藤俊介(投手/JX-ENEOS)
5位:櫻井周斗(投手/日大三高)
6位:寺田光輝(投手/石川ミリオンスターズ)
7位:宮本秀明(内野手/パナソニック)
8位:楠本泰史(内野手/東北福祉大)
9位:山本祐大(捕手/滋賀ユナイテッドBC)

育成1位:中川虎大(投手/箕島高)

 本誌『野球太郎』の「12球団ドラフト採点&近未来展望」では細かな補強ポイントや近未来の予想布陣などを挙げながら、より深くドラフト結果を検証しているので、乞うご期待!


文=山本貴政(やまもと・たかまさ)

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