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「甲子園バックネット裏の住人」ラガーさんの大会展望〜いつもの席に座れるか、難しいかもしれません〜


 こんにちは。甲子園バックネット裏の住人「ラガーさん」こと善養寺隆一と申します。毎年、春と夏の甲子園ではラガーシャツを着て、バックネット裏の席に座って全試合を観ています。いよいよ、今日から甲子園が開幕ですね。


 地方大会は東京を中心に関東勢の試合をいくつか見てきました。西東京大会では、話題の早稲田実業・清宮幸太郎選手のお父さん(ラグビー・ヤマハ発動機監督の清宮克幸氏)にお会いする機会がありました。私のことをご存じで、記念撮影もさせていただきました。同じラガーシャツを愛する者として、勝手なシンパシーを感じています。それにしても、さすがラガーマンだけあって、体がものすごく大きくってビックリ! 清宮君の大きさの理由を痛感させられました。

 さて、世間では「100年目の甲子園」とかで盛り上がっているようですが、私にとってはいつもと変わらない甲子園です。違うことといえば、甲子園のあとにU-18の大会があるので、今年は甲子園練習がありませんでした。最近は甲子園練習を全部見て、各校の仕上がり具合や選手の特徴をチェックしてから大会に臨んでいただけに、今回は事前情報がない状態で本番です。その中で、序盤のラガーさん的注目カードをご紹介したいと思います。

◎大会第2日〈8月7日(金)〉
花巻東(岩手)vs.専大松戸(千葉)
霞ヶ浦(茨城)vs.広島新庄(広島)


 毎年観戦し続けているからこそ、初出場校の初々しさが大好きです。つい応援したくなります。今大会でもいくつもの初出場校が出ていますが、そのなかでも注目の3校がこの日一気に登場します。専大松戸、霞ヶ浦、広島新庄、どの高校も今まで夏の甲子園に出ていなかったのが不思議なくらい、それぞれの地域では名の知れた強豪校です。これをキッカケに甲子園常連校になるかもしれないので、要注目です!

◎大会第3日〈8月8日(土)〉
早稲田実業(西東京)vs.今治西(愛媛)
敦賀気比(福井)vs.明徳義塾(高知)


 私じゃなくても注目の好カードです。お客さんが入りやすい土曜日に組まれた、というのも象徴的です。この日は4万5000人くらい甲子園に詰めかけるんじゃないか、と予想しています。バックネット裏最前列の席の確保も難しいかもしれません。

 センバツ優勝校の敦賀気比と、甲子園常連の明徳義塾の組み合わせは1回戦屈指の名勝負になりそうな予感です。組み合わせ抽選を会場で見ていたんですが、この対戦が決まった瞬間にものすごくどよめいたのが印象的でした。単純な力でいえば敦賀気比が有利かもしれませんが、何といっても明徳義塾の初戦の強さは群を抜いています。どっちが勝ってもおかしくありません。

◎大会第7日〈8月12日(水)〉
東海大相模(神奈川)vs.聖光学院(福島)


 東海大相模の小笠原慎之介投手と吉田凌投手の2枚看板は、「投手力」という意味では今大会一番なんじゃないかと思っています。優勝候補に挙げる人も多いんですけど、さっきの明徳義塾と違って初戦がどうなのか? 昨夏の東海大相模も前評判は高かったけど、初戦敗退でした。相手が甲子園常連の聖光学院というのも見どころだと思います。

その他の大会注目点


 今大会は、古豪と呼ばれる学校や久しぶりの出場校が多いですよね。三沢商(青森)が29年ぶり、比叡山(滋賀)が16年ぶり、鳥羽(京都)が15年ぶり、下関商(山口)が20年ぶり、龍谷(佐賀)が20年ぶり、宮崎日大(宮崎)が18年ぶり……。それと、こんなに商業高校が出場するのも久しく記憶にありません。それだけに、応援合戦が盛り上がるんじゃないかと思っています。

 あと、今大会は図抜けた優勝候補、と呼べる学校はないですね。だからこそ、ニュースターが出た学校が勢いで優勝するんじゃないか、と考えています。どの学校から新しいスター選手が出るのか、楽しみで仕方がありません。決勝戦まで、今年も全試合をバックネット裏から拝見したいと思います。

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