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スゴいぞ!!バッセン期待の星の巻/第60打席

 今回で第60弾!

 漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!



 店主の話によると彼は、小学2年生の頃、すでに130キロのボールを軽々と打ち返していたという。

 ミーハーな私は早速、130キロをバッターボックスで打ってみることに。

 …………まったく前に打ち返せない。この球を小学2年生が打ち返していただと? ウソだ! ぜったいにウソだ!!

 いや、そんなウソみたいなことができたからこそ、彼はきっと、プロ野球選手になれたのだ。

 ということは、プロの世界で首位打者をとるような選手は、幼少期、もっとスゴいことができたということなのかもしれない。

“130キロのボールを息だけで吹き返せた”
“130キロのボールを睨んだだけで破壊してしまった”
“130キロのボールを弟子にとり、150キロの剛速球に育て上げてしまった”

 他にも逸話は数知れず……………

 読者のみなさん、こんな超人達が集まる世界、それがプロ野球界だ!!!



 画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて「アンダーライフ」連載中!

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