週刊野球太郎
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2015年野球界よもやまアマチュア野球アンケート〜yuki、柳川貴裕(スカウト的観戦者カルト座談会【後編】)の場合〜

yuki
1996年から長年に渡って続く老舗サイト「ドラフト会議ホームページ(http://draft-kaigi.jp/)」の管理人を務める。ホームページを開いて今年で20回目のドラフト会議を迎え、ますますホームページを充実させよう、と意気込んでいる。ベイスターズが強くなってほしいという願望からドラフトの世界にのめり込んだ。ツイッターアカウントは@draft_kaigi

●今年注目のアマチュア選手

高橋純平(投手・県岐阜商高・新3年)

谷田成吾(外野手・慶應義塾大・新4年)

小峰弘樹(内野手・JFE東日本・23歳)

(※社会人選手は2015年の満年齢で表記)

 高橋純平は今年の?橋光成(前橋育英高→西武1位)かそれ以上の投手の可能性がありそうで、高校No.1でしょう。谷田成吾は課題もあるけど、ホームランの魅力十分。ライトスタンドに特大のホームランを打てば1位確定といってもいいでしょうか。小峰弘樹は社会人屈指の野手で、長野久義(巨人)クラスの評価を受けてプロ入りするかも。


▲高橋純平(県岐阜商高)


柳川貴裕
KKコンビで高校野球に目覚め、松坂世代でドラフトに火がついたヘビー観戦者。データから選手の変化を読み取り、どのようにアプローチが変わったか、実際のプレーで実証していく。“しったかぶらない”、“固定観念にとらわれない”、“選手の「ハネる」瞬間を見逃さない”がモットー。アマ選手の各付専門ツイート「スタンド&プアーズ」として、歯に衣着せぬ選手評をつぶやく。ツイッターアカウントは@sandp89。『野球太郎』「スカウト的観戦者カルト座談会」に参加する目利きの一人。

●今年注目のアマチュア選手

平沢大河(遊撃手・仙台育英高・新3年)

小川良憲(投手・近江高・新3年)

上原健太(投手・明治大・新4年)

今永昇太(投手・駒澤大・新4年)

江口昌太(投手・JX-ENEOS・ 21歳)

(※社会人選手は2015年の満年齢で表記)

 こちらは、『野球太郎No.012』の「第1回座談会」ミニコラムにて取り上げて頂いた上原健太(明治大)、小川良憲(近江高)に、3選手を追加しました。

 明治神宮大会でトップ評価だった平沢大河(仙台育英高)は、センバツでも話題の中心となるでしょう。過去に明治神宮大会の時点でトップ評価をつけた選手が、センバツになってもその評価が変わらないだろうと思ったケースは、山口俊(柳ヶ浦高→現DeNA)や釜田佳直(金沢高→現楽天)といった投手ばかり。野手でそういう可能性を感じさせたのは珍しく、平沢にはそのくらい強いインパクトがありました。


▲平沢大河(仙台育英高)

 尋常じゃない柔らかさが売りの小川は、昨秋は調子を落としていたと聞いています。センバツではどんな投球をみせてくれるか、気がかりです。

 実は、4月に大学3年生となる投手たちが、田中正義(創価大)を筆頭に空前絶後の顔ぶれなんです。ちょうど、大谷翔平(日本ハム)や藤浪晋太郎(阪神)と同じ世代にあたります。松坂世代並みに人材が豊富ですが、今年の大学生投手も負けてない。その最前線にいるのが上原と今永昇太(駒澤大)。東北や九州にも人材がいますが、ひとまずは王道路線の選手を気にかけていきたいです。

 最後くらいは、社会人で穴っぽいところを、と思い、江口昌太(JX-ENEOS)を紹介します。関東圏でも観たことがある人はほとんどいないはず。


 面白い選手はまだまだいますので、続きは3月発売の『野球太郎』に掲載される「座談会」でたくさん話していきたいと思います。

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