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今季は誰が活躍中?来季の契約はどうなる!?日本人メジャー&マイナーリーガー成績レポート

 レジェンド・イチロー(マーリンズ)をはじめ、今年も活躍が聞かれる日本人メジャーリーガー。野球の本場でしのぎを削る彼らの現状、今季の成績をチェックしてみよう。(成績は日本時間8月13日時点)

◎川ア宗則(ブルージェイズ)
14試合 打率.167出塁率.250
0本塁打1打点0盗塁

 メジャー移籍後はバイプレーヤーとして活躍し、ムードメーカーとしても愛されてきた川アも今季は出場機会が激減。3Aとメジャーを行ったり来たりの生活だ。ア・リーグ東地区で首位争いをするチームの戦力に入るのは難しいか。過酷な終盤戦からポストシーズンにかけて、チームのアクシデントに対応できるように、体を温めておきたい。

◎イチロー(マーリンズ)
107試合 打率.253出塁率.311
1本塁打20打点9盗塁

 41歳という年齢を感じさせず、代打の切り札、第4の外野手として活躍する一方で、経験豊富なベテランとしてチームの支柱も担っている。6月から7月にかけては34打席無安打のスランプもあったが、ここから尻上がりに成績を伸ばせるか。来季の契約を賭けた戦いは、これからが本番だ。

◎青木宣親(ジャイアンツ)
80試合 打率.302出塁率.368
4本塁打24打点12盗塁

 ロイヤルズから移籍した今季。開幕戦で1番左翼手の座をつかむと、9試合連続安打でそのままスタメンを確保し、打率3割をキープ。オールスターゲームのファン投票では、一時ナ・リーグ外野手部門3位に上がるなど、ファンも認める活躍ぶりだった。しかし、6月20日に死球を受けて右足腓骨骨折。7月28日に復帰したが、今度は8月10日に頭部への死球で途中退場。さらに、12日の試合でフェンスにぶつかりながらフライを捕球したことで、状態が悪化してしまった。脳の状態次第では、故障者リスト入りする可能性もあるという。不運な死球に祟られてしまった。

◎田中将大(ヤンキース)
16試合8勝5敗 99回2/3
92奪三振/防御率3.79

 昨季はメジャーデビューから好調で13勝を挙げたものの、後半はケガで離脱となってしまった。今年は5月に故障者リスト(DL)入りし、ヒジの状態に疑問の声が上がったが、6月に復帰。ここまで何とか投げ抜いている。

 しかし、今季は被本塁打18と少々球威が落ちた印象で、ピリッとしない日も多い。アメリカスポーツ専門チャンネルのESPNによる前半戦の採点ではヤンキース先発陣の中で3番目(7人中)の評価だ。厳しいニューヨーカーを満足させるにはあと一押しがほしい。

◎上原浩治(レッドソックス)
43試合2勝4敗25セーブ 40回1/3
47奪三振/防御率2.23

 40歳となる今年、開幕こそ出遅れたものの、不動の守護神として働いていた上原。40代に突入したにも関わらず、シーズン中には上位チームへのトレードが囁かれるなど、安定感ある主力としての働きを見せていた。しかし、8月7日に打球が右手首を直撃&骨折で今季絶望。年齢が年齢なだけに契約を含めてメジャーでは致命傷となりかねないが、ベテラン守護神として復活を期待したい。

◎田澤純一(レッドソックス)
50試合2勝5敗 49回
48奪三振/防御率3.31

 一昨年、昨年と71試合を投げたタフネス。他の日本人選手の陰に隠れがちだが、今季はセットアッパーとしての地位を確立。シーズン頭から好投を続けた。夏場に入り、少し調子を落としているが、早めに復調したいところだ。

◎ダルビッシュ有(レンジャーズ)
登板なし

 今年3月17日にトミー・ジョン手術を受け、現在リハビリ中。

◎岩隈久志(マリナーズ)
11試合4勝2敗 72回1/3
58奪三振/防御率3.86

 ここ数年は安定感抜群だった岩隈だが、開幕からピリッとしない投球が続き、背中を痛めてDL入り。復帰は7月7日までかかってしまった。しかし、次第に調子を上げ、好投を続けた。そして、8月13日のオリオールズ戦でノーヒッターを達成! メジャーリーグでは今季4人目の達成となったが、すべてDH制のないナ・リーグで記録されており、ア・リーグでは2012年8月のヘルナンデス(マリナーズ)以来となる快挙だった。日本人メジャーリーガーでは野茂英雄(1996年にドジャースで、2001年にレッドソックスで2度達成)以来、2人目のノーヒッターとなった。この2選手の共通点といえば、もちろん「元近鉄の選手」である。


◎和田毅(カブス)
7試合1勝1敗 31回1/3
31奪三振/防御率3.73

 2012年のトミー・ジョン手術を経て、昨シーズン念願のメジャー初登板を果たした和田。今年は本格復帰でさらなる飛躍を目指したが、春先に左太ももを痛め、5月20日まで初登板がずれ込むと、今度は6月末に左肩を故障。調子が上がらず、8月には3Aに降格した。来季の契約はどうなってしまうのだろうか……。

【マイナーリーガー(40人枠外)】
◎村田透(インディアンズ傘下・3A)
〈MLB〉1試合0勝1敗 3回1/3
2奪三振/防御率8.10
〈3A〉22試合12勝4敗 131回1/3
75奪三振/防御率3.02

 2010年に巨人から戦力外通告され、インディアンズ傘下の1Aから再出発した村田。今季はようやくメジャーからお呼びがかかり、ダブルヘッダーで枠が1人増える特例の日に「谷間の先発」を務めた。しかし、上記の成績通り結果は残せず。現在は40人枠から外れている。3Aではすでに2ケタ勝利。9月以降、まだまだメジャーの舞台は狙えそうだ。

◎冨田康祐(レンジャーズ傘下・1A)
〈1A〉11試合0勝0敗2セーブ 14回
16奪三振/防御率3.21

 昨年、DeNAから戦力外通告を受け、レンジャーズとマイナー契約を結んだ冨田。アメリカンドリームを叶えるべく渡米し、オープン戦では好投を見せたが、結局1A契約。村田のように徐々にステップアップしながら、メジャーへの扉をこじ開けたい。

◎加藤豪将(ヤンキース傘下・1A)
〈Rk〉42試合 打率.299出塁率.425
3本塁打16打点7盗塁
〈1A〉39試合 打率.161出塁率.264
1本塁打9打点8盗塁

 両親の仕事の関係で6歳からアメリカで暮らしている加藤。高校時代に頭角を現し、ヤンキースがドラフト2巡目で獲得した。今季は1Aでスタートしたが、現在はルーキーリーグ。ルーキーリーグでは結果を残せるものの、1Aの壁に当たっているところだ。まだ21歳と将来性があるだけに今後の爆発に期待したい。

(文=落合初春)

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