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勢力図に変動アリ? 変更が吉と出るか、凶と出るか? 今季から変わったプロ野球ユニホーム事情

プロ野球2016 ココが変わってどうなった?【コネタ編】

 プロ野球の世界で今、新たな潮流が生まれている。一見気づきにくく、それでいて、誰もが目にしている部分……ユニホームで地殻変動が起きていた。キーワードは「マジェスティック」だ。


 これまで、プロ野球におけるユニホームの提供メーカーは「ミズノ」「デサント」「アシックス」が御三家といえた。この地図を塗り替えたのがアメリカのスポーツメーカー「マジェスティック」なのだ。

 2014年に楽天と契約すると、今季からはソフトバンク、西武、ヤクルトの3球団と契約。一躍、トップシェアに躍り出ることとなった。実は「マジェスティック」、本国アメリカではMLBのオフィシャルユニホーム・サプライヤーとして、全30球団のユニホームを手掛けるメーカーだ。本場で培った研究開発力が評価されてのことであり、他社からしてみれば、まさに「黒船来襲」といったところだろう。

ヤクルト「グリーン」化計画進行中


 楽天、ソフトバンク、西武の3球団に関しては大幅なモデルチェンジはなく、あくまでも「中身」だけが一新した形だ。ただ、ヤクルトに関してはマイナーチェンジを敢行。ホーム用では伝統の赤ストライプを継承しつつ、従来よりもストライプを細く、間隔を広げた。また、ビジター用では胸に入る「Yakult」の文字を筆記体にし、これまで紺×赤の組み合わせだった配色を「紺×グリ−ン」へと変更。昨年好評だった「TOKYO燕パワーユニホーム」のグリーンもより明るい色にするなど、今まで以上に「グリーン」を球団カラーとして打ち出そうという意図が見えてくる。

阪神、DeNA、日本ハムでビジター変更


 ヤクルト以外でも、今季はビジターユニホームを変更したチームが目立つ。

 阪神は2002〜2005年の強いタイガースをイメージさせつつ、歴代の球団ユニホームにないデザインとして肩口・袖に黒色をあしらい(ラグラン・スリーブ)、「シャープさ」「力強さ」を表現した。

 DeNAは球団創設5周年を機に、胸のロゴを「DeNA」から「YOKOHAMA」に変更。色も球団カラーであり“港町横浜”をイメージした「横浜ブルー」をベースに、横浜の青い空と海を表現するなど、より地域密着度を高めている。

 日本ハムは北海道の大地の実りを表現した黄金色「ハーベストゴールド」を全面に使用。自然豊かな北海道のイメージを身に纏うことで、敵地でも異彩と存在感を放つことを狙っている。


ユニホームが変わったチームはどうなった!?


 さて、これらビジターユニホームを変更した4チームの、ここまで(4月3日終了時点)のビジター成績をチェックしてみよう。

ヤクルト:0勝3敗(主催試合では3勝2敗1分)

阪神  :3勝2敗1分(主催試合では2勝1敗)

DeNA:1勝2敗(主催試合では2勝4敗)

日本ハム:1勝2敗(主催試合では3勝2敗)

 阪神以外はビジターで負け越し。ヤクルトにいたっては3連敗とまだいいところがない。これを「やはりビジターは厳しい」と捉えるか、「新ユニホーム、縁起悪いなぁ」と捉えるかは……もう少し試合が進んでからの判断になるだろう。

 上記以外でも、期間限定やイベント用ユニホームとしては、各チーム例年通り趣向を凝らしたデザインを用意している。昨年はソフトバンクが「熱男イエロー」、西武が「ライオンズイエロー」、阪神が「ウル虎イエロー」とやたらと黄色かぶりしたことが話題になった。今季はどんな特色が生まれるかにも注目していきたい。

文=オグマナオト(おぐま・なおと)

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