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《プロ野球コスパランキング》野手編・年俸から1併殺あたりの金額を割り出してみた【ワースト10】

《野手編・1併殺の値段ワースト10》
(8月31日現在で10併殺以上を記録した野手対象)

1位 中島裕之(オ)40,000,000円
 10併殺 推定年棒 4億円

2位 中村剛也(西)38,000,000円
 10併殺 推定年棒 3億8000万円

3位 李大浩(ソ) 33,333,333円
 15併殺 推定年棒 5億円

4位 村田修一(巨)30,000,000円
 10併殺 推定年棒 3億円

5位 マートン(神)29,250,000円
 16併殺 推定年棒 4億6800万円

6位 中田翔(日) 20,000,000円
 10併殺 推定年棒 2億円

7位 栗山巧(西) 18,461,538円
 13併殺 推定年棒 2億4000万円

8位 ルナ(中)  16,666,667円
 12併殺 推定年棒 2億円

9位 内川聖一(ソ)15,789,474円
 19併殺 推定年棒 3億円

10位 松田宣浩(ソ)15,714,286円
 14併殺 推定年棒 2億2000万円


ファンのため息が聞こえそうな中島裕之


 ワーストランキングのトップは、1併殺あたり4000万円を記録した中島裕之。


 チームの大補強の目玉選手でもあった中島だが、打率は2割5分前後で、本塁打も2ケタがやっと。得点圏打率も2割少々でチャンスでの併殺打が多い印象があり、その都度4000万円ものお金が費やされていると考えると、オリックス球団およびファンの心中はいかばかりか…。

 本来のポテンシャルはこんなものではないはず。来季はファンの期待に応える中島の姿が見たいものだ。

好打者・内川聖一の併殺打の多さ


 また、以外と併殺が多いのが9位にランクインしている内川聖一だ。8月末時点では19併殺。9月27日現在では、23併殺とその数は増えている。

 右打者であることも、併殺の多い理由の一つだろう。これからのポストシーズンでも、内川の併殺数には注目していきたい。


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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