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もう後がない! プロ野球・2016年に復活を期す、崖っぷちに立たされた5選手

 2016年を迎え、プロ野球界の選手たちは2月のキャンプに向けて、自主トレに励んでいる。

 昨季、大活躍をみせた選手であれば、キャンプでの特別待遇もあり得る。マイペースでの調整を許される選手もいるだろう。

 しかし一方では、オフの契約更改で戦力外通告を受け球界を去った選手もいれば、他球団に拾われ、皮一枚でクビが繋がった選手もいる。そんな皮一枚の選手はキャンプから、まさに正念場を迎えることになるだろう。

 今週からスタートした「新春!2016プロ野球が絶対に面白くなる厳選ポイント」では、今季プロ野球のココに注目すると面白い!というポイントを厳選して紹介。 今回は、クビの皮一枚でプロの世界に生き残った、崖っぷちの男たちに注目してみた。キャンプ、オープン戦から、その一挙手一投足に注目したい崖っぷちの5人は、この選手だ!


坂口智隆(オリックス→ヤクルト)



 2011年に最多安打のタイトルを獲得した坂口。しかし、2012年にダイビングキャッチによるケガをきっかけに大スランプに陥り、長いトンネルから抜け出せずにいる。

 ブレイクを果たした2008年からの打率の推移は、

2008年:打率.278
2009年:打率.317
2010年:打率.308
2011年:打率.297
2012年:打率.228
2013年:打率.230
2014年:打率.235
2015年:打率.262

 今季は復活の兆しもあったが、出場機会に恵まれないこともあり、ヤクルトに移籍しての再出発を決断した。

 巧みなバットコントロールは蘇るのか。外野の層が薄めのヤクルトだけにキャンプからメディアの注目も集まりそうだ。31歳、老け込むにはまだ早い。


鵜久森淳志(日本ハム→ヤクルト)



「永遠の未完の大器」「2軍の帝王」と揶揄され続けた鵜久森もついに戦力外になり、トライアウトでヤクルトに拾われた。

 2004年ドラフト8巡目で済美高から日本ハムに入団し、「未来の4番」と期待されながら、早11年…。2009年には2軍で20本塁打、2012年には12本塁打でイースタン本塁打王、2015年シーズンも10本塁打を放つなど、2軍では存在感を示しているが、1軍でのチャンスはつかみきれず。

 近年は毎年のようにラストチャンスを与えられながら、「代打で一度もバットを振らない」などの失敗を繰り返してきたが、チームが変わった今年は正真正銘のラストチャンス。もう失敗は許されない。


久保裕也(巨人→DeNA)



 2011年には巨人で守護神を務め、67登板、20セーブ、防御率1.17を記録した久保もついにお払い箱に。2012年にトミー・ジョン手術を敢行し、2014年に本格復帰。その年は47登板を果たしたが、2015年は1軍登板なしに終わった。

 巨人では余剰戦力だったが、DeNAなら出番はありそう。5月には36歳になるが、今までの経験を老獪なピッチングに昇華できれば、まだまだ一線でやれそうだ。


竹原直隆(オリックス→西武)


 久保と同じく今年36歳になる竹原も“お払い箱”組。2011年にロッテからオリックスに移籍したが、目覚しい成果は挙げられず。それでも持ち前の長打力は“代打の切り札”としては十分な存在感を放っていた。

 しかし、2015年シーズンは安定感があったにも関わらず、夏場から構想外になる憂き目に遭った。新天地・西武ではなんと背番号「6」を背負う。重量打線の陰でバックアップの打力が不安なチーム事情から、竹原の出番も自ずと増えてくるだろう。

 ここまでのプロ人生で最多出場はロッテ時代2009年の89試合。ここらで一発、レギュラー奪取も狙ってみたい。


栗原健太(広島→楽天)


 2000年代のカープを代表するスラッガー・栗原もついに戦力外。2012年にヒジを痛めて調子を落とすと、ケガとの戦いを余儀なくされ、何度もヒジにメスを入れてきた。

 2014年から1軍出場はなく、2015年も2軍で30試合、打率.132。大スランプはまだ続いている。「カープの顔」時代の輝きを地元・東北で取り戻せるのか。見事に復活を遂げ、主軸を担う選手に返り咲きたい。


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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