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今週の野球みどころランキング[3月25日(月)〜4月1日(日)]

 『今週の野球みどころランキング』は、週はじめの時点で注目度の高まっている野球関連の話題について紹介していきます。今週はいよいよプロ野球が開幕です!
 最後には今後の簡単な野球界のスケジュールを添えていますので、重要事項はチェックしておいてください!


日本ハム・大谷、二刀流出場は?
――― NPB

やや荒削りながらも潜在能力を見せてきた大谷翔平(日本ハム)。20日には2安打と外野からの好返球を披露。21日には8回表に投手としてマウンドに立ち、ストレートのスピードは最速157キロを記録。楽天の打者から2三振を奪ってみせると、裏には打席にむかい“二刀流”デビューを果たしました。当初は「投も打も」どちらも挑戦したい気持ちがある本人の意向に球団が応えている印象もあったこの挑戦でしたが、その能力を目の当たりにすると、球団もどちらで生かすべきなのか、本気で考えあぐねているように見えてきます。開幕を一軍、二軍のどちらで迎えるのか明らかになっていませんが、栗山英樹監督からは扱いに困ったかのような発言も。本当に過去に例のない事態になっていると言わざるを得ません。
これから開幕までは、投手として調整するという話が聞こえてきており、二軍戦に登板する可能性も示唆されています。結局大谷はオフの間中、球界の話題の中心に居続けることになりました。


松坂大輔、田中賢介、開幕メジャーならず
――― MLB

3月31日(現地時間・以下同)に開幕するMLBでも、チームはさまざまな決断を下しはじめています。順調に調整を進め、開幕投手も狙える位置につけていた黒田博樹(ヤンキース)、ダルビッシュ有(レンジャーズ)でしたが、どうも開幕第2戦をまかされるようです。黒田は4月3日のレッドソックス戦に、ダルビッシュは4月2日のアストロズ戦に登板すると判明。岩隈久志(マリナーズ)は18日にアスレチック戦、23日にマイナーとの試合に登板し調整し、登板日は明らかではありませんが、開幕ローテーション入りの可能性は大。救援投手では上原浩治、田澤純一(ともにレッドソックス)藤川球児(カブス)が好調をキープしています。
メジャー昇格への当落線上にいた投手には非情な通告が相次いでいます。松坂大輔(インディアンスマイナー)、建山義紀(レンジャーズマイナー)はマイナー行きを通告。松坂はFAとなり他球団と交渉する権利を放棄し、建山は解雇後、条件を見直し再契約する形で残留することに。一方、それぞれカブスとアスレチックスのマイナーからメジャー契約を狙う高橋尚成と岡島秀樹はまだ粘って登板を重ねています。
野手ではイチロー(ヤンキース)、青木宣親(ブルワーズ)は順調な調整。中島裕之(アスレチックス)は打撃不振に苦しみ、スタンスをオープン気味にするなど試行錯誤を続けています。そしてジャイアンツのマイナーからの昇格を目指した田中賢介には21日、ついにマイナー行きが通告。19試合で打率.229、2打点、7失点とふるわず、本人も適応に時間が必要という感触は得ていたようで、じっくりと昇格を目指す意向を表明しています。


北日本勢が好発進
―――高校野球

22日、プロ野球に先立ち春の選抜高校野球が開幕。4月3日まで計13日間にわたり35試合が繰り広げられます。今回は第85回記念大会として、出場校は例年より4校多い36校が出場します。また既存の32枠の振り分けでは「東北絆枠」として1校多く東北地方に割り振られました。結果21世紀枠で1校(いわき海星・福島)、東北絆枠で1校(山形中央・山形)、また通常の代表として3校(仙台育英・宮城/聖光学院・福島/盛岡大付・岩手)が選出。東北からの計5校の参加は過去最多となります。
24日までに10試合が行われています。目立つのは東北を含む北日本の高校の活躍でしょうか。遠軽・北照の北海道勢、盛岡大付、聖光学院などが勝利を挙げています。特に盛岡大付は春夏合わせてこれまで9回出場していましたが、いずれも勝ち星が挙げられませんでしたが、10回目の今回、悲願の甲子園初勝利となりました。
初出場勢が多いのも今大会の特徴ですが、ここまで岩国商(山口)、尚志館(鹿児島)が勝利。北信越大会で好成績を残した春江工(福井)、安田学園(東京)、益田翔陽(島根)は惜しくも初戦で涙をのんでいます。


開幕投手が続々決定。下柳が引退表明
――― NPB

WBCも無事終了し、24日でオープン戦も全日程を終えたNPB12球団はペナントレース開幕に向けて臨戦態勢へ。3月29日の開幕戦の先発投手も、徐々に判明しつつあります。スムーズに確定したのは、セ・リーグでは巨人(宮國椋丞)、中日(吉見一起)、ヤクルト(館山昌平)、阪神(メッセンジャー)。パ・リーグは日本ハム(武田勝)、ロッテ(成瀬善久)、オリックス(西勇輝)といったあたり。さらに西武(岸孝之)も確定した模様です。DeNAは見込んでいた高崎健太郎がオープン戦で打球を受けてケガ。それにともない藤井秀悟が有力候補に浮上。もし実現すればヤクルト時代(02年)以来の開幕投手となります。
WBC代表勢を起用するか決めかねていたのは広島、ソフトバンク、楽天の3球団。広島は疲労の見える前田健太からバリントンへシフトした様子。ソフトバンクは有力候補の攝津正が23日のオープン戦初登板(対広島)で5回3失点を喫し、首脳陣も最終判断を下していないようです。楽天は代表からチーム合流した田中将大について、疲労を考慮し開幕3試合での起用の回避を検討していたようですが、23日のオープン戦(対巨人)で3回無失点5奪三振と好投したため、開幕をまかせる可能性も? なお田中以外の候補には2年目の釜田佳直、ダックワースなどの名前が挙がっています。
また、19日には、楽天から戦力外通告を受けていた下柳剛が引退を表明。キャリア序盤はタフな起用に応え、終盤は投球スタイルを軟投派にシフトすることで役割を得て、現役22年間で129勝106敗22S、防御率は3.92。2012年オフは大物選手の引退が相次ぎましたが、もう1人名前が加えられることになりました。


ドミニカ共和国が8連勝で「世界一」に
――― WBC

日本時間の20日に決勝戦が行われた2013 WORLD BASEBALL CLASSICはドミニカ共和国が3‐0でプエルトリコを破り、第1ラウンドから無傷の8連勝で優勝しました。ベストナインにも選ばれたカノやレイエス、エンカーナシオン、ネルソン・クルーズといった強打者が多いイメージがありましたが、今大会は7Sを挙げたロドニーを中心とした強力なブルペン陣が「世界一」に大きく貢献しました。
準優勝のプエルトリコはベルトランやヤディアー・モリーナが期待されていたほどの打棒爆発とはいきませんでしたが、アービレイスやベストナインにも選ばれた先頭打者のパガンの活躍が光りました。打線以上に奮闘したのが投手陣。バリバリのメジャーリーガーはいないものの、Y.モリーナがいい部分を存分に引き出し、準優勝をもたらしました。
先週、速報として書き込んだように3連覇ならず、日本はベスト4。ベストナインには前田健太と井端弘和が選出されました。日本を何度も救った井端のバットは世界からも高い評価を受けました。日本に関する詳しい振り返りについては『侍JAPAN×2013WBC完全攻略法』にてじっくり書かれているので、こちらをお読みください。


WBC→センバツ→プロ野球開幕と一気に加速する最終段階。みなさん、乗り遅れないようにいきましょう!

<<野球界の主なスケジュール>>
3月25日 セ・リーグ6球団合同「ファンミーティング」@東京ビッグサイト
3月29日 セ・パ両リーグ開幕戦
3月下旬〜 春季高校野球県大会
4月1日(日本時間) MLB開幕
4月上旬〜 春季大学野球リーグ戦開幕

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