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逃れられない宿命なのか!? この8年で5回優勝を見届けた西武のハンパない「優勝絡み力」


 今年の9月28日といえば、日本ハムがパ・リーグ優勝を決めた日。相手は西武だったので、裏を返すと西武が日本ハムの優勝を見届けた日となる。

 近年の西武は、このように優勝チームの胴上げを見せつけられることが多いことから「優勝見届けチーム」と揶揄されている。

 そこで今回は、西武が最後に優勝した2008年以降の8シーズンにおける西武の「優勝見届け回数」を調べてみたのだが……、一方で「優勝見届け力」とは別の興味深い結果も浮き彫りになった。

ぐうの音も出ない「優勝見届け力」


 まずこの8シーズンで西武が見届けた優勝を書き連ねてみる。

2016年9月28日:日本ハム(西武プリンスドーム)
2015年9月17日:ソフトバンク(ヤフオクドーム)
2013年9月26日:楽天(西武ドーム)
2011年10月1日:ソフトバンク(西武ドーム)
2009年10月6日:日本ハム(札幌ドーム)

 昨年までは2年に1度のペースで対戦相手の優勝を見届けていたのだが、今年そのペースがさらに早まったことで、8年で5回、胴上げを見せつけられることに。

 この5回の共通点は、すべて対戦相手に勝たれての優勝というところ。しかもホームで3回も決められているので、ファンも巻き添えを食っている。

 またこの8シーズンで、西武以外に他球団の胴上げを見せつけられたチームはオリックスと楽天が1回ずつなので、これでは「優勝見届けチーム」と言われても仕方がない。

(※2012年は優勝チームが試合のない日に優勝したため、「優勝見届けチーム」はなし。詳しくは次章)

恐るべき「胴上げさせ力」


 過去8シーズンのうち、西武が優勝を見届けたのが5シーズン。残りの3シーズンはどうなっていたのだろう。

 さすがに関係していないと思いたかったが、そうは問屋がおろさなかった。そのうちの2シーズンが、またすごいことになっていたのである。

 まずは2010年9月26日。マジック1のソフトバンクが楽天に負けたため優勝はお預け……と思いきや、2位の西武が負けたことで一転して優勝決定。

 続いては2012年10月2日。マジック1の日本ハムは試合がなかったが、ここでも2位の西武が負けたことで優勝決定。試合のない日の優勝という、パ・リーグで24年ぶりとなる珍事を引き起こした。

 首位のマジックが1ともなると、優勝は時間の問題。しかし、いずれも西武の負けが絡んでいるのは、ファンとしては理解に苦しむ……。胴上げをさせる力ともいうべきか。ここまでくると残念を通り越して、もう呆れるしかない。


ストップ!  他球団の優勝アシスト


 これらをすべて踏まえると、8シーズンのうち7シーズンの優勝に絡んだことになる。

 黄金時代の仕返しをされているのだろうか……。なんだかもう呪われているとしか思えない。

 西武は優勝が「宿命」ではあるが、こんな絡み方はもうゴメン。この呪縛、なんとかして辻発彦新監督に打ち破ってもらいたい。もちろん西武自身が優勝するという方法で、だ。


文=森田真悟(もりた・しんご)

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