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【青森・野手編】ドラフト関連度B
1、2年の若い戦力も充実
野手も青森山田が粒揃いだ。攻撃では1番から9番までそつがなく、守備も堅実。その筆頭は捕手の西村凌だ。二塁送球は常に2秒を切る強肩。臨機応変なリードには投手陣はもちろん、佐藤伸二監督も絶大な信頼を寄せる。50メートル6秒2と足もあり、走攻守三拍子揃う大黒柱だ。遊撃手の成田塁は1番を打つチャンスメーカー。昨夏は中堅、昨秋は二塁だったが、今春からは遊撃とユーティリティーぶりを発揮する。青森山田中時代に日の丸を背負った1年生の水木海斗は正三塁手として初めての夏に挑む。
同じく1年生で注目株が弘前学院聖愛の佐々木志門。すでに公式戦で2本、練習試合で1本、本塁打を放っている。投手兼任の一戸将が3年生になってから7本塁打など、一発を秘めた選手が並ぶ打線は脅威だ。弘前東も食育に力を入れてパワーアップ。工藤将城が春の県大会で1試合2本塁打など力強い打者が揃う。右に長打を打てる八戸工大一の4番・内山太嗣（2年）は二塁送球で1秒7を叩き出す強肩捕手でもある。
八戸学院光星では、北條史也（阪神）の弟・北條裕之が遊撃守備の成長が著しい。一発もある3番打者としてチームの中核を担う。柔らかな打撃で中軸を打つ新井勝徳、高校通算12本塁打の台湾人留学生・蔡鉦宇など注目選手は多い。また、安田純也（五所川原工）、伊藤祐平（大湊）など能力の高い遊撃手もいる。
【注目選手】西村凌（青森山田）
