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【新発見! 野球太郎的成功&失敗の法則】金子千尋に中島宏之。オリックスを自由契約→移籍は吉報!?

文=勝田聡

【新発見! 野球太郎的成功&失敗の法則】金子千尋に中島宏之。オリックスを自由契約→移籍は吉報!?
 12月も半ばに入り、野球界の話題はストーブリーグ一色となった。今シーズンを戦い抜いた選手たちは、休息を取りながらトレーニングを行い、来シーズンに備えている。また、ドラフトで指名された選手や移籍となった選手は自身を鍛えるだけでなく、環境の変化にも適応していかねばならない。

 連載企画『新発見! 野球太郎的成功&失敗の法則』では、今シーズンから加わる新戦力の選手たちが活躍できるのか、過去の法則に照らし合わせながら独断と偏見で探ってみた。

オリックスを自由契約からの移籍は成功?


 浅村栄斗(西武→楽天)、丸佳浩(広島→巨人)とFA宣言をした大物野手と同等以上の注目を集めた選手がいた。オリックスを自由契約となり、日本ハムへ入団した金子千尋(2019年からの登録名は金子弌大)だ。

 推定6億円から5億円ダウンとなる1億円の年俸提示を受け、自由契約を決断した金子。NPBから公示された12月2日から2日後の12月4日には日本ハムが獲得を発表する電撃移籍ぶりだった。通算120勝を挙げている現役屈指の右腕が、北の大地で復活できるか注目される。

 また今シーズン、減額制限を超過する年俸提示から自由契約となり、他球団に移籍したオリックスの選手は金子だけではない。中島宏之も同じ経緯で自由契約となり、巨人と契約を結んだ。

 過去を振り返ると坂口智隆(オリックス→ヤクルト)、中村紀洋(オリックス→中日)と減額制限を超える減俸に同意せず、オリックスを退団し、新天地で結果を残した選手がいる。金子、中島も過去の実績は素晴らしいものがあるだけに、復活する可能性は十分にある。

 2人が坂口、中村に続く成功例となれるか注目したい。

「高身長の投手は活躍しない」は過去のもの


 高身長の投手は成功しない──プロ野球界で古くから言われていた迷信である。金石昭人(197センチ、元広島ほか)や山沖之彦(191センチ、元オリックスほか)らが活躍した例はあるものの、現在に比べると圧倒的に少なかった。

 しかし、近年は岩隈久志(190センチ、マリナーズFA〜2019年より巨人)、大谷翔平(193センチ、エンゼルス)、ダルビッシュ有(196センチ、カブス)と190センチを超える長身投手が日本球界で結果を残し、メジャーリーグでも活躍を見せている。

 今シーズン、NPB所属の日本人選手(育成を除く)を見ると藤浪晋太郎(197センチ、阪神)、国吉佑樹(196センチ、DeNA)、アドゥワ誠(196センチ、広島)、椎野新(195センチ、ソフトバンク)の4人が195センチ以上の長身投手だ。190センチ超えだと、石川直也(191センチ、日本ハム)、吉田一将(190センチ、オリックス)ら5人の投手がいる。大谷やダルビッシュと比べると見劣りするが、藤浪、吉田、は実績を残している、といっていいだろう。高卒4年目ながら19セーブ18ホールドの石川、高卒2年目で53試合に登板したアドゥワも、年齢を考えれば十分な活躍を見せた。

 こういった日米で活躍する投手たちを見ると、この迷信は崩壊したと言ってもいいのかもしれない。なお、今年のドラフトでも190センチを超える長身の投手が3人指名されている。

 長身の投手は活躍しない、という迷信を完全に過去のものとするためにも彼らの活躍に期待したい。

■2018年 身長190センチ以上のNPB所属投手

藤浪晋太郎(197センチ、阪神)
国吉佑樹(196センチ、DeNA)
アドゥワ誠(196センチ、広島)
椎野新(195センチ、ソフトバンク)
藤谷洸介(194センチ、阪神)※野手に転向
ケムナ誠(192センチ、広島)
石川直也(191センチ、日本ハム)
吉田一将(191センチ、オリックス)
中塚駿太(191センチ、西武)
※育成は除く

■今ドラフトで指名された身長190センチ以上の投手
杉山一樹(193センチ、ソフトバンク2位)
弓削隼人(193センチ、楽天4位)
土居豪人(191センチ、ロッテ8位)
※育成は除く

文=勝田聡(かつた・さとし)

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