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いよいよ夏の高校野球シーズン到来!あなたの母校は都道府県内でどのランク?

 日本列島は梅雨真っ盛りといった空模様が続いているが、南国・沖縄では6月11日に梅雨が明け、早くも夏モードの太陽光線が降り注がれている。また、梅雨がない北海道では一年でもっとも快適な初夏を迎えている。

そして、夏と言えば高校野球。沖縄では6月20日から地方大会がスタートした。同じ日に南北海道でも函館支部ブロック予選の幕が開いた。

 熱烈なファンであれば、地方大会から注目の選手を追い掛けつつ、甲子園の本大会までガッツリと高校野球漬けの日々を送ることだろうが、さすがに全国49地区をフォローするのは至難のワザ。

 そこで頼りになるのが、アマチュア野球にスポットを当て続ける雑誌『野球太郎』だ。6月半ばに発売された『野球太郎No.015』では、「2015夏の高校野球大特集号」として、多くの話題を取り上げている。特に見逃し厳禁の選手を「高校生ドラフト候補名鑑」と題して紹介している。



 この96名には、今春のセンバツで活躍した選手だけでなく、全国的な知名度はまだまだでも、プロのスカウトが注目している将来性が期待される選手も含まれる。今大会の全体的な動向を把握するには持ってこいのページと言える。

 もちろん、全国49地区地方大会の勢力図を紹介するページも充実している。各地区の有力高校、注目選手をきめ細かくピックアップしているだけに、出身高校や縁のある高校が野球に力を入れているところであれば、かならずやその名を見つけることができるだろう。

 また、早稲田実に進んだ清宮幸太郎がこの春はメディアで大きく取り上げられたが、清宮以外にも1年生ながらすでに公式戦で活躍し、将来を嘱望される選手は全国にいるようだ。地域の高校野球事情だけでなく中学野球にも精通しているライター陣が発掘してきた「“スーパー1年生”を探せ!」もオススメしたい。「ダイヤの原石」に早くから注目しておけば、その選手が大成したときに、擬似的な親心が味わえること間違いなし。

 他にも、PL学園や横浜高校の現状、プロのスカウトが注目する選手紹介、名物監督へのインタビューなどなど、高校野球に関するありとあらゆる企画が組まれている。誌面全体で紹介する選手は、なんと総勢800名以上!

 この夏の高校野球をまるっと楽しむために、ぜひとも手元に置いておきたい一冊だ。

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