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【2018甲子園大特集】この高校に夏の甲子園に出てほしい! 明秀学園日立など勢力図を塗り替える爆発力を秘めた新勢力は?

文=落合初春

この高校に夏の甲子園に出てほしい! 明秀学園日立など勢力図を塗り替える爆発力を秘めた新勢力は?
 各地で幕を開けた夏の高校野球。今年も熱戦が繰り広げられているなか、特に注目したいチームもある。今回は「この学校が夏の甲子園に出たら……」と妄想したくなる高校を紹介しよう。

大爆発が期待される「寸前校」


 甲子園では優勝予想、上位予想が盛んになる。やはり初出場校、出場経験が少ない高校は“割引”の対象だ。しかし、そんな下馬評を覆し、一気に「全国強豪」に駆け上がる高校もある。

 近年では、2013年の前橋育英(群馬)が代表的だ。同年夏に初出場を果たすと、2年生エースの高橋光成(西武)の好投で、いきなり全国制覇を果たした。群馬勢では健大高崎も2011年夏の甲子園初出場から、すでに春夏通算13勝を挙げており、高校野球地図を描き換えている。

 まずはそんな大爆発寸前の高校を紹介したい。

現役プロ野球選手多数の“未出場校”


 スカウト陣も注目する北関東の「虎の穴」といえば、つくば秀英(茨城)だ。プロ野球の現役選手に目を向けると、山田大樹(ヤクルト)、塚原頌平(オリックス)、大山悠輔(阪神)、中塚駿太(西武)、野澤佑斗(ソフトバンク育成)、長井良太(広島)を輩出しており、高い育成力を誇る。しかし、甲子園は未だに出場なしだ。

 同じく茨城では明秀学園日立の「爆発」がはじまっている。光星学院(青森、現八戸学院光星)で、坂本勇人(巨人)らを育てた名将・金沢成奉監督が2012年秋に就任。昨季、卒業生の細川成也(DeNA)が高卒ルーキーとは思えない活躍を見せたのは記憶に新しい。今春には初の甲子園出場。2勝を挙げ、3回戦に駒を進めた。

 群馬の前橋育英対健大高崎のように、茨城のつくば秀英対明秀学園日立というライバル関係が、2020年代の高校野球地図を描き換える匂いがプンプンしている。

(※編集部注:7月16日、つくば秀英は茨城大会3回戦で敗退)

2強に果敢に挑む奈良大付、弘前学院聖愛


 甲子園経験は浅くとも、地域の野球地図を描き換えているチームもある。その筆頭は奈良大付(奈良)だろう。奈良県では智辯学園と天理が2強を形成しているが、そこに食らいついているのが奈良大付だ。

 甲子園は2015年春(初戦敗退)の1回のみだが、練習試合では全国強豪とも互角に渡り合い、着実に力を着けているようだ。先述の2強の存在もあり、近畿大会への出場も少ないのもミステリアス。次回の甲子園出場では大穴になるかもしれない。

 青森では青森山田と八戸学院光星に挑み続ける弘前学院聖愛も実力は確かだ。2013年夏には甲子園初出場で2勝。全国で旋風を起こす一歩手前だった。前回の出場時は選手たちの一糸乱れぬ「礼」が「美しすぎるあいさつ」として注目を集めた。甲子園を沸かせた「礼」をもう一度見たいというファンも多いはずだ。

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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