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《オープン戦チェック》松坂大輔はマジで期待されてる? オープン戦開幕投手から見える各球団の狙い!


 シーズン開幕に向けて、熱が高まってきたプロ野球界。各地でオープン戦が開催され、選手たちも本番モード。今年の球団のカラーが徐々に浮き彫りになってきた。

 特に毎年面白いのがオープン戦の開幕投手。練習試合などで、各チームともに実戦を積んではいるものの、「記録に残る+注目が集まる」オープン戦初戦は力の入れどころ。首脳陣の変革アピールにはもってこいの場だ。特に期待されている選手が起用される場合も多い。

 本稿執筆時点(3月4日現在)では、西武とオリックスはWBC強化試合などのためオープン戦はまだ行っていないが、その他10球団のオープン戦開幕投手を紹介しよう。

パ・リーグのオープン戦開幕投手とその結果


■日本ハム
有原航平:2回/無失点

■ソフトバンク
松坂大輔:3回/1失点

■ロッテ
大嶺祐太:5回/無失点

■楽天
森雄大:5.1回/4失点

 日本ハムは開幕投手候補の有原航平で王道勝負。ソフトバンクは松坂大輔を初戦に持ってきた。昨年は「先発でのブレイクを期待」した千賀滉大をオープン戦の頭に持ってきていることから、首脳陣からの「復活への期待」を感じさせる起用だ。

 ロッテの大嶺祐太は2年連続の沖縄凱旋登板。楽天も2年連続で森雄大を起用し、こちらも期待の高さがうかがえる。

セ・リーグのオープン戦開幕投手とその結果


■広島
野村祐輔:3回/無失点

■巨人
田口麗斗:3回/無失点

■DeNA
平良拳太郎:5回/無失点

■阪神
秋山拓巳:4回/無失点

■ヤクルト
小川泰弘:3回/6失点

■中日
又吉克樹:4回/1失点

 セ・リーグでは中日の又吉克樹がサプライズ。先発転向に向けてテスト登板ということだろう。昨年は巨人が抑えのマシソンをオープン戦の頭で先発起用したが、結局リリーフに収まった。巨人首脳陣は「投球修行の一環」と弁明したが、「あわよくば先発で」という思いもあったはず。又吉はどうなる?

 初戦からバチバチの火花を散らしたのはDeNA。巨人に対し、山口俊の人的保障で獲得した平良拳太郎を古巣に当てた。その上、5回まで引っ張り、平良は無失点の好投。山口が出遅れている巨人としては面白くなかっただろう。

 昨季は藤浪晋太郎を王道起用した阪神は、秋山拓巳を「復活期待」起用。広島は昨季最多勝の野村祐輔で「継続」の意図を明確に打ち出した。

 一方、面白かったのはヤクルト。小川泰弘、石川雅規、館山昌平、近藤一樹の先発投手リレーとなった。彼らに開幕投手の座を争わせる意図が感じられる起用だった。


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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