■どんな選手?/聖地で一皮むけた大型右腕。下級生時から将来を嘱望された大器も春先に右ヒジを痛めた影響を引きずり、今夏の南埼玉大会は今ひとつ。しかし、コンディションが整った甲子園では最速149キロを計測。マウンドでさらに大きく見えた。長身ながら制球に苦しむシーンが少なく、試合をまとめる力があるのは大きな武器。本人は大谷翔平(エンゼルス)を参考にしていると語るが、投球センスは本家以上だ。■プロでの成功イメージ/細かな動きを補助する筋力がつけば、パフォーマンスは安定するはず。数年後に先発投手として大化けしている可能性は高い。■プレーヤータイプ/ひと回り大きな大竹寛(巨人)。