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和田毅は1500万から8000万に爆アゲ! プロ2年目で5000万円に到達した猛者11人は!?

2017-12-12(火)0:00

和田毅は1500万から8000万に爆アゲ! プロ2年目で5000万円に到達した猛者11人は!?

 今年は新人が光る1年だった。源田壮亮(西武)、京田陽太(中日)がそれぞれ新人王を受賞し、濱口遥大(DeNA)も10勝を挙げた。

 初めての契約更改で球団は大盤振る舞い。濱口は年俸1500万円から4750万円、源田は1200万円から4100万円、京田は2800万円から4000万円に大幅アップした。

 しかし、過去のプロ野球界を振り返れば、1年目のオフに5000万円を突破した猛者もいる。5000万超を勝ち取った元スーパールーキーたちを紹介しよう。

(年俸はすべて推定。成績は1年目の成績)

◎1年目のオフに5000万円を超えた猛者たち


 ルーキーイヤーに大活躍し、一気に5000万円超えを達成した選手のランキングは以下の通り。すべて投手となった。

■1位:和田毅(ダイエー/2003年)
1500万円→8000万円
26試合:14勝5敗/投球回189.0/防御率3.38
受賞タイトル:新人王

 和田毅(当時ダイエー、現ソフトバンク)は1年目から先発ローテを担い、リーグ優勝に貢献。阪神との日本シリーズでは第7戦に先発し、新人初の完投勝利を挙げ、日本一の胴上げ投手となった。破格の8000万は御祝儀査定込みか。

■2位タイ:松坂大輔(西武/1999年)
1300万円→7000万円
25試合:16勝5敗/投球回180.0/防御率2.60
受賞タイトル:最多勝、新人王、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞

 高卒2年目の最高年俸はやはり松坂大輔(当時西武、今オフにソフトバンク退団)。高校野球のスーパースターがプロ野球界でも旋風を巻き起こし、話題性も十分。最多勝、新人王、ゴールデン・グラブ賞を受賞、ベストナインに選ばれたこともあって大奮発の査定だった。

 高卒新人では1986年に打率.304、31本塁打を放った清原和博も気になるところだが、時代が違うため、600万円から2200万円の増額に留まっている。

■3位:菅野智之(巨人/2013年)
1500万円→7000万円
27試合:13勝6敗/投球回176.0/防御率3.12
受賞タイトル:クライマックスシリーズMVP

 セ・リーグの2年目最高額は菅野智之(巨人)。ルーキーイヤーの2013年は開幕からローテーションを守り、勝ち星、防御率、奪三振でチームトップを記録。さらにはポストシーズンでも快投を見せる。CSでは広島・前田健太(現ドジャース)に投げ勝ち、日本シリーズ第6戦では楽天・田中将大(現ヤンキース)にこの年唯一の黒星をつけた。ポストシーズンの働きで2000万円近く査定が上がったのではないだろうか。

■4位:上原浩治(巨人/1999年)
1300万円→6600万円
25試合:20勝4敗/投球回197.2/防御率2.09
受賞タイトル:最多勝、最高勝率、最多奪三振、最優秀防御率、沢村賞、新人王、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞

 タイトル数で群を抜いているのは上原浩治(当時巨人、今オフにカブスからFA)。ルーキーで沢村賞を受賞した投手は歴代でも6人しかいない。ただ、2年目の年俸6600万円は、同年のパ・リーグ新人王・松坂に400万円及ばず。当時の巨人ならもっと出せたはず!

 ちなみに上原は「雑草魂」、松坂は「リベンジ」でこの年の流行語大賞にも選ばれている。

■5位タイ:田中将大(楽天/2007年)
1500万円→6000万円
28試合:11勝7敗/投球回186.1/防御率3.82
受賞タイトル:新人王

 田中将大(当時楽天、現ヤンキース)も大幅アップ組。甲子園で熱狂を巻き起こした翌2007年、高卒ルーキーにも関わらず、先発ローテに定着。リーグトップの28先発、チームトップの186回1/3を投げ、野村克也監督が「エースはマー君」と断言するほどの活躍を見せた。

■5位タイ:則本昂大(楽天/2013年)
1200万円→6000万円
27試合/15勝8敗/投球回170.0/防御率3.34
受賞タイトル:新人王

 楽天では則本昂大もすさまじかった。WBC帰りの田中将大に代わり、新人ながら開幕投手に抜擢。パ・リーグでは松坂以来の新人15勝を挙げ、日本一に大きく貢献した。

■7位:小川泰弘(ヤクルト/2013年)
1500万円→5600万円
26試合:16勝4敗/投球回178.0/防御率2.93
受賞タイトル:最多勝、最高勝率、新人王

 2013年に新人勝ち星一番乗りを果たした小川泰弘(ヤクルト)はそのまま勝ちに勝ちまくり、最多勝と最高勝率を受賞。年俸の増額分では同年のルーキー菅野には及ばなかったが、決して裕福ではないヤクルトで最高の評価を得た。

■8位:澤村拓一(巨人/2011年)
1500万円→5200万円
29試合:11勝11敗投球回/200.0/防御率2.03
受賞タイトル:新人王

 2011年の澤村拓一(巨人)は、セ・リーグの新人では江夏豊以来の200投球回オーバー。新人賞を獲得し、年俸は大台に乗せた。

■9位タイ:八木智哉(日本ハム/2006年)
1500万円→5000万円
26試合:12勝8敗/投球回170.2/防御率2.48
受賞タイトル:新人王

 八木智哉(当時日本ハム、今オフ引退)は延長10回までノーヒットピッチングの参考記録に加えて、日本一に貢献した。

■9位タイ:攝津正(ソフトバンク/2009年)
1200万円→5000万円
70試合:5勝2敗/34ホールド/投球回79.2/防御率1.47
受賞タイトル:新人王、最優秀中継ぎ

 攝津正(ソフトバンク)は新人ながらリーグ最多の70試合に登板して34ホールドと最多ホールドを記録。中継ぎ投手としては最高の評価を受けた。

■9位タイ:山崎康晃(DeNA/2015年)
1500万円→5000万円
58試合:2勝4敗/7ホールド/37セーブ/投球回56.1/防御率1.92

 当時の中畑清監督からいきなり守護神に任命された山崎康晃(DeNA)。期待に応えて、37セーブと大活躍。新人セーブ記録を樹立した。


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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