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またも広島に好素材・坂倉将吾が登場! 高卒ルーキーたちの現在地&2軍成績をチェック

またも広島に好素材・坂倉将吾が登場! 高卒ルーキーたちの現在地&2軍成績をチェック

 6月16日、甲子園での阪神戦、楽天のドラ1ルーキー・藤平尚真が1軍デビューを果たした。昨年はオコエ瑠偉(楽天)や平沢大河(ロッテ)ら高卒ゴールデンルーキーがメディアを賑わせる場面が多かったが、今年はどちらかといえば、静かなシーズンといえるだろう。

 しかし、高卒ルーキーが金の卵であることに違いはない。各球団の高卒ルーキーたちは、1軍デビューを果たすべくファームで汗を流している。

 藤平に続く1軍デビューは誰になるのか。昨年のドラフトで指名された支配下の高卒ルーキーの2軍成績を並べてみた。

セ・リーグ:高卒ルーキーの2軍成績


■広島
高橋昂也(2位・投手、花咲徳栄)
1試合:0勝0敗/投球回1/防御率0.00

坂倉将吾(4位・捕手、日大三)
55試合:打率.293(164打数48安打)/0本塁打/20打点/4盗塁

アドゥワ誠(5位・投手、松山聖陵)
1試合:0勝0敗/投球回0.1/防御率54.00

長井良太(6位・投手、つくば秀英)
8試合:1勝2敗/投球回13/防御率6.23

■巨人
高田萌生(5位・投手、創志学園)
1試合:0勝1敗/投球回2/防御率13.50

大江竜聖(6位・投手、二松学舎大付)
3試合:0勝1敗/投球回12.2/防御率2.13

■DeNA
松尾大河(3位・内野手、秀岳館)
42試合:打率.140(100打数14安打)/1本塁打/8打点/1盗塁

京山将弥(4位・投手、近江)
4試合:2勝1敗/投球回18/防御率6.00

細川成也(5位・外野手、明秀学園日立)
54試合:打率.203(192打数39安打)/2本塁打/13打点/2盗塁

■阪神
才木浩人(3位・投手、須磨翔風)
7試合:0勝2敗/投球回17/防御率3.71

浜地真澄(4位・投手、福大大濠)
4試合:1勝1敗/投球回5/防御率5.40

■ヤクルト
寺島成輝(1位・投手、履正社)
1試合:0勝0敗/投球回1/防御率0.00

古賀優大(5位・捕手、明徳義塾)
22試合:打率.192(52打数10安打)/0本塁打/6打点/2盗塁

■中日
石垣雅海(3位・内野手、酒田南)
25試合:打率.183(60打数11安打)/0本塁打/4打点/0盗塁

藤嶋健人(5位・投手、東邦)
5試合:0勝1敗/投球回10.2/防御率6.75

広島のドラフト4位・坂倉が抜群の打撃センスを披露


 早くも2軍の壁をぶち破りそうな勢いを見せているのは、広島のドラフト4位・坂倉将吾。3割近い打率をキープし、「強打の捕手」の触れ込み通り、予想以上の打撃センスを見せつけている。

 早期デビューも期待されるが、1軍の選手層が充実しているため、じっくりと捕手修行を積むことも可能だ。

 守備型捕手が脈々と伝統を紡いでいる広島だが、坂倉が5年後、10年後は中軸を打つ捕手になっているかもしれない。

 セ・リーグ唯一の高校生ドラ1の寺島成輝(ヤクルト)はキャンプのケガから復帰し、4月29日に公式戦デビューを果たしたものの、今度は体調不良で再調整中。厳しいスタートになっている。


パ・リーグ:高卒ルーキーの2軍成績


■日本ハム
堀瑞輝(1位・投手、広島新庄)
4試合:1勝0敗/投球回5/防御率0.00

高山優希(5位・投手、大阪桐蔭)
5試合:0勝0敗/投球回4.2/防御率9.64

郡拓也(7位・捕手、帝京)
38試合:打率.176(108打数19安打)/1本塁打/11打点/3盗塁

今井順之助(9位・内野手、中京)
59試合:打率.253(178打数45安打)/2本塁打/16打点/0盗塁

■ソフトバンク
古谷優人(2位・投手、江陵)
1試合:0勝0敗/投球回1/防御率0.00

九鬼隆平(3位・捕手、秀岳館)
10試合:打率.222(18打数4安打)/1本塁打/2打点/0盗塁

三森大貴(4位・内野手、青森山田)
11試合:打率.296(27打数8安打)/0本塁打/0打点/1盗塁

■ロッテ
島孝明(3位・投手、東海大市原望洋)
登板なし

種市篤暉(6位・投手、八戸工大一)
登板なし

■西武
今井達也(1位・投手、作新学院)
3試合:0勝0敗/投球回6/防御率4.50

鈴木将平(4位・外野手、静岡)
58試合:打率.238(147打数35安打)/0本塁打/19打点/9盗塁

■楽天
藤平尚真(1位・投手、横浜)
11試合:1勝2敗/投球回51/防御率3.35

野元浩輝(7位・投手、佐世保工)
登板なし

石原彪(8位・捕手、京都翔英)
12試合:打率.118(17打数2安打)/1本塁打/2打点/0盗塁

■オリックス
岡崎大輔(3位・内野手、花咲徳栄)
39試合:打率.132(91打数12安打)/0本塁打/3打点/1盗塁

山本由伸(4位・投手、都城)
3試合:0勝0敗/投球回9/防御率0.00

山崎颯一郎(6位・/投手、敦賀気比)
登板なし

根本薫(9位・外野手、霞ヶ浦)
出場なし


日本ハム・今井、西武・鈴木がコンスタントに出場


 藤平尚真(楽天)は1軍一番乗りを果たしただけあって、2軍でも高卒ルーキーとは思えぬ安定感を見せている。ドラフト1位組には今井達也(西武)と堀瑞輝(日本ハム)もいるが、2人は登板数が伸びず。今季は下積みの1年になりそうだ。


 野手では今井順之助(日本ハム)や鈴木将平(西武)がバットで存在感を示している。上位指名ではなかったが、高卒1年目としては上々の出来。思わぬ掘り出し物になっている。

 ソフトバンクの古谷優人、九鬼隆平、三森大貴の3人にも期待したい。2軍戦の出場は多くないが、3軍戦ではそれぞれ主力級の活躍を見せている。社会人・独立リーグとの試合が多いが、高卒1年目にしてそのレベルはクリアということだ。

 藤平に続く1軍デビューは誰になるのか。高卒ルーキーたちの躍動から目が離せない。


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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