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村田修一も半端ないって!? ロシアW杯日本代表を野球目線で眺めてみた。

文=山本貴政

村田修一も半端ないって!? ロシアW杯日本代表を野球目線で眺めてみた。
 ロシアW杯・決勝トーナメント初戦で悔しすぎる惜敗に終わり、初のベスト8入りを逃したものの、世界最高峰の舞台で力の限りを尽くしたサッカー日本代表。彼らの大健闘に拍手を送りつつ、野球目線でW杯を眺めてみた。今回は前編をお届け。

村田修一も半端ないって! そんなんできひんやん、普通


 グループリーグ初戦のコロンビア戦で殊勲の決勝ゴールを決めた大迫勇也。2008年の全国高校サッカー選手権大会で10得点を挙げるなど、鹿児島城西高時代からゴールにポストプレーにと実力は抜きん出ていた。

 そんな大迫のスーパープレーを目のあたりにした相手選手がもらした言葉が「大迫、半端ないって!」。サッカー界では知られたこの人気フレーズは、今回のロシアW杯で全国に再び知れ渡った。2022年のW杯では世界に響かせてほしい。

 野球界で「半端ない」伝説を作ってきた男として取り上げたいのは、NPB復帰に一縷の望みをかける村田修一(BCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス)。広島のマウンドを守り続けた佐々岡真司の引退試合で本塁打を放ち、スタンドをため息でいっぱいにさせるなど「空気の読めないフルスイング男」として知られる。その一方で、持ち前の親分肌気質から「男・村田修一」と呼ばれ、愛されてきた。

 そんな村田の半端ないエピソードを、チャーミングなものも含めて紹介しよう。
@妻の絵美さんによると魚はきれいに食べるとのこと
A打撃が小さくなっていると悩んでいた時、気分転換に行ったラーメン屋で大盛りラーメン2杯+チャーハン+餃子10個を注文(しかし、気分は晴れない……)
B中学時代までピアノを習い、通信簿はオール5だった
C新生児医療の支援を続け、療養中の子どもたちを励ましている
Dヤクルト・鈴木健の引退試合で、鈴木が打ち上げた平凡なファウルフライをわざと落球。村田の男気に救われた鈴木は15球目に「最後のヒット」を放った……のだが、その後村田はしっかりと本塁打をかっ飛ばし、場を持っていった

 ほかにも、替え玉16杯を記録、1年生で騎馬戦の大将を務めたなどと、東福岡高時代の伝説がインターネット上でまことしやかに囁かれている……

 NPBの支配下選手登録の期限である7月31日が間近に迫っている。NPB球団からオファーが届き、男・村田修一の半端ない伝説の次章が幕を開けるのか。それともユニフォームを脱ぐ日がきてしまうのか。運命の分かれ道に間もなく村田は立つ。

県ベスト8が続く「半端ない大迫」の母校・鹿児島城西


 続いてはロシアW杯で活躍した選手の母校にスポットを当て、「高校野球目線」でW杯を見ていこう。

 冒頭で述べた通り、大迫勇也の母校は鹿児島城西高。サッカー部は鹿児島上位の実力を誇り、J1は少ないものの、多くの選手がJリーグに巣立っている。プロ野球に進んだ野球部OBは数人だが、出世頭には細山田武史(元DeNAほか)がいる。

 近年の県内での成績は、サッカー部は2018年のインターハイ鹿児島予選・決勝で神村学園に惜敗。野球部は2016年春秋、2017年春夏でベスト8に進出。甲子園初出場が夢ではないところまで迫っている。

 今夏の高校野球・鹿児島大会は樟南、れいめい、鹿屋中央、鹿児島実、神村学園が一歩リードと目されているが、本命不在の混戦模様。鹿児島城西にもチャンスはある。半端ない大迫の活躍に刺激された後輩たちが初の甲子園切符をつかめるか。

 次回の後編では、ベルギー戦でワールドクラスのミドルシュートを決めた乾貴士の野洲高、カリスマぶりを発揮して3大会連続のゴール+アシストを記録した本田圭佑の星稜高、司令塔としてパスを供給し続けた柴崎岳の青森山田高など、ほかのW杯活躍選手とその母校をピックアップ。野球との関係を引き続き見ていきたい。

文=山本貴政(やまもと・たかまさ)

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