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V2を狙って「もう1頂(いっちょ)!」 今季、各チームスローガンから見える意気は!? パ・リーグ編

V2を狙って「もう1頂(いっちょ)!」 今季、各チームスローガンから見える意気は!? パ・リーグ編

 キャンプインを迎えて、各球団ともスローガンが出揃った。昨年のものと比較しつつ、まずはパ・リーグからチェックしていきたい。

ソフトバンク


2017年:1(ワン)ダホー!
2018年:もう1頂(いっちょ)!

 2016年にリーグ3連覇を成し遂げられなかったため、2017年からはそれまで2年連続で使っていた「熱男(アツオ)」に変えて「1(ワン)ダホー!」を採用。さっそく王座に返り咲いた。

 そして今季は、一からあらためて頂点を目指し、選手とファンが一致団結して登り続けることを誓うスローガンとなっている。圧倒的な戦力を誇るソフトバンクが、昨季の日本一に浮かれることなく戦うとあらば、他チームにとっては脅威だろう。

西武


2017年:CATCH the ALL つかみ獲れ!
2018年:CATCH the FLAG 2018 栄光をつかみ獲れ!

 昨季から指揮を執っている辻発彦監督。3年連続Bクラスというチームを任されただけに、2017年のスローガン「CATCH the ALL つかみ獲れ!」はリーグ優勝よりも、各選手が奮起し、競争を勝ち抜いてレギュラーを掴み取ってほしい、という思いも込められたものだった。

 さらに、炎獅子ユニフォームの着用で13連勝と勢いづいた球団は、8月27日に「CATCH the FLAG 栄光をつかみ獲れ!」と、シーズン途中に異例のマイナーチェンジ。それも相乗効果となったか、久々のクライマックスシリーズ進出を果たす。今季のスローガンは、その勢いを絶やさぬよう、2017年の後半バージョンを踏襲した形となった。


楽天


2017年:Smart & Spirit 2017 東北・夢・再び
2018年:日本一の東北へ

 球団設立時から地域密着を掲げる楽天。ただ、スローガンに「東北」の2文字が入ったのは2017年が初。今季のスローガンはそれを継承し、「日本一の東北へ」となった。梨田昌孝監督は、5位、3位ときて今季が3年目。故・星野仙一監督時代に日本一に輝いたのは2013年。オフには、球団副会長でもあった星野氏にいい報告をしたい。


オリックス


2017年:野球まみれ 一勝懸命2017
2018年:BRAVE SPIRIT 勇猛果敢

 汗にまみれ、泥にまみれ、野球にまみれる、という意味が込められていた2017年のスローガン「野球まみれ 一勝懸命2017」。なかなかの泥臭さだったが、今季は英語も交え、2017年より洗練された感じのフレーズとなった。「BRAVE」という単語は、「阪急ブレーブス」が前身という意味合いもあるのだろう。優勝から遠ざかること21年で、これは12球団最長。昨季の4位から巻き返せるか。


日本ハム


2017年:F-AMBITIOUS(ファンビシャス)
2018年:道 ―FIGHTERS XV―

 日本一からの連覇を目指して臨んだ2017年の日本ハム。しかし、故障者が相次ぎ、頼みの主砲・中田翔も低迷。まさかの5位に終わった。2017年のスローガン「F-AMBITIOUS(ファンビシャス)」には、あのクラーク博士が残した名言にもある「AMBITIOUS」が引用されていたが、大志は実現できず。今季は、幕末の探検家・松浦武四郎がこの地を北海道と命名してから150年の節目。ここから新たな道を進んでいく。


ロッテ


2017年:翔破〜限界を超えろ!〜
2018年:マクレ

 2017年のスローガン「翔破〜限界を超えろ!〜」にある「翔破」は、「鳥や飛行機などが目的地まで長い距離を飛びきること」という意味がある。前回の酉(とり)年の2005年には31年ぶりの日本一に輝いており、また、ロッテのマスコットやチームロゴにはカモメが使われるなど鳥とは縁が深い。そういった思いも込められていたのだろうが、残念ながら最下位。伊東勤監督は退陣となってしまった。

 今季から就任した井口資仁新監督は、巻き返しを図るべく、練習をしまくり、打ちまくり、走りまくり、勝ちまくる気満々だ。今季のスローガン「マクレ」の「レ」は、折れ線グラフが急上昇するさまも表している。


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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