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【2016夏の高校野球】《群馬観戦ガイド》有望選手と大会展望&勢力ピラミッド

7月9日〜27日(上毛新聞敷島球場ほか)

前橋育英が春季関東大会堂々の・で凱旋
健大高崎、桐生第一も好選手を擁し猛追

☆★☆ 投手編 ☆★☆

●180センチ超の大型右腕多数


 今年の群馬には、力のある右投手が多数点在する。実績という点で先に名前が挙がるのが、今春の県大会に続き、関東大会でもチームを優勝に導いた佐藤優人(前橋育英)。均整の取れた長身で、投球フォームのバランスがよく、球筋も素晴らしい。昨年末に豪州遠征した北関東選抜でも「背番号1」を付けている。変化球の精度が増せば、さらに投球の幅が広がるだろう。

 この夏のイチオシは東宮諒(桐生南)だ。実績こそないが、スピンの効いた生きたストレートを投じ、140キロ台後半が見込めそう。持ち球すべてで勝負できる精度の高さも兼備している。向こうっ気の強そうな面構えで、相手が強ければ強いほど燃えるタイプに見える。他校は早い段階で当たりたくはないだろう。

 小柄ながら鋭利なスライダーで健大高崎を苦しめた岡本卓也(伊勢崎清明)は、フィールディングと牽制が巧みで単なる“投げ屋”ではない。その岡本を猛追する同僚の清水陽介もポテンシャルの高さを感じる本格派右腕。大柄な体躯から威力抜群なストレートを投げ込む荻野恭大(桐生西)とともに、先々のステージで大化けの可能性を秘めている。春不振の杉本詠士(伊勢崎工)、真下拓巳(前橋東)は復調気配だ。

 一方、左投手では実戦経験が豊富な3人に注目してほしい。

 内池翔(桐生第一)は、小学校時代から県内ナンバーワンの呼び声が高く、高校入学後も好選手が集まる強豪でエースとなって、今春のセンバツに出場。春こそ右手首骨折のアクシデントに泣いたが、万全な状態で臨めれば2季連続出場も固い。

 石毛力斗(健大高崎)も一時の故障から完全復帰。今春は背番号1を奪取して関東大会に導くと、持ち前の投球術で横浜を苦しめた。

 同じく関東大会で好投した八野田龍司(前橋工)も投球センスが抜群。打者のタイプを見極めた変幻自在の投球術でアウトを積み重ねていく。


▲東宮諒(桐生南)

☆★☆ 打者編 ☆★☆

●プロ注目の捕手たちに期待!


 攻守にスケール感があり、ポテンシャルの高さを感じるのが嶋田翔(樹徳)だ。前チームから「4番・捕手」として抜群の存在感を発揮。春の関東学園大付戦では起死回生の一発を放つなど、打撃でもしっかりと結果を残している。森田健斗(前橋育英)も一発長打が期待できる捕手。逆方向に3連発した杉山且行(桐生工)もいる。

 雄大なボディから放たれる放物線が魅力の中林幹弥(前橋工)と三ツ井朋大(前橋育英)、ツボに入った時の飛距離がたまらない原一真(伊勢崎清明)と小池広夢(桐生市商)は県内屈指の飛ばし屋。

 春のサヨナラ弾で勝負強さが健在の小川龍成(前橋育英)、敗戦濃厚の嫌なムードを「機動破壊」で一気に変えた宮本隆寛(健大高崎)は、ここぞの場面で頼りになる。

 外野手では、追川恵太(桐生第一)と田口敦也(樹徳)がリードオフマンぶりを発揮し、町田桐人(藤岡工)と霜田渓(東農大二)といった隠れた好選手もいる。

 2年生では鏑木風雅(桐生第一)と飯島大夢(前橋育英)の強打が際立ち、湯浅大(健大高崎)は守備で「メシが食えそう」な逸材だ。


▲嶋田翔(樹徳)

☆★☆ 大会展望 ☆★☆

●関東大会Vの前橋育英が投打に冴える


 今春の関東大会を制した前橋育英が筆頭。夏の厳しい連戦を勝ち抜ける投手陣と、どこからでも一発長打が期待できる打線を兼備しており、大本命といえる。それを追うのが、春の県大会準優勝の健大高崎とセンバツ出場した桐生第一だろう。桐生第一は春の県大会こそ主力にケガ人が続出してベスト16に甘んじたが、メンバーさえ揃えば2季連続出場も。好選手が揃う樹徳と東農大二、投打の柱がいる伊勢崎清明、好左腕を擁する前橋工らにもチャンスは十分にあるだろう。

地区勢力ピラミッド

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