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2013夏・福島の有望投手を紹介します!

【福島・投手編】ドラフト関連度B

完成度の高い好投手たち

 3年生投手で好素材の筆頭は、光南の八木澤天成だろう。秋季県大会では4試合24回をわずか3失点。東北大会では初戦の能代戦で完封、盛岡大付戦には敗れはしたものの3失点に抑えた。澁谷武史監督は「練習の取り組み方、チームを引っ張る姿勢など自覚が芽生えてきた」と成長に目を細める。

 学法石川の柴田優平も完成度が高い。最速135キロのストレートは制球力が高く、鋭く曲がるスライダーとカーブのコンビネーションで相手を翻弄。「夏までに打者のタイミングを外す投球を強化したい」と意欲を燃やす。

 日大東北の山中敦熙は球質の重いストレートと多彩な変化球で勝負する。昨秋以降にカットボール、ツーシームを習得し投球の幅がさらに広がった。最速139キロと2種類のカーブとスライダー、フォークを操る白河実の荒井凌太は、プロのスカウトもチェックする逸材。白河の河野悠樹は、切れ味鋭いスライダーに定評がある。

 今年の福島県は、3年生のみならず2年生にも好投手が揃う。聖光学院の石井成は、130キロ台後半のストレートに抜群の精度を誇るチェンジアップなど多彩な変化球を操る福島ナンバーワン左腕。「センバツ以降は調子が悪くても落ち着いて投げられている」と斎藤智也監督は評価する。

 伸びのある最速138キロストレートが魅力の小高工・菅野秀哉は、「将来的には145キロを投げたい」と絶対の自信を持つ。決め球のフォーク以外にも、スライダー、シュート、カーブと球種は多い。日大東北の大和田啓亮は右の本格派。140キロを超えるキレのあるストレートと、決め球の高速スライダーで三振の山を築く。

【注目選手】八木澤天成(光南)


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